今回、久しぶりに、親父の昔の写真を見ました。
なんと、こんなのも出てきました。

親父が大学生のころ。
たぶん、昭和30年前後。
鹿児島大学で、馬術部に所属していたんですね。
部長をやっていたとか?
生で乗馬姿を見たことはなかったんですが、
写真でもカッコいい。
この写真だと、なんだかお坊ちゃまみたいですが、
全くそうではなく。(笑)
11歳で、着の身着のまま、台湾から引き揚げてきた父一家。
全てを失った家族は当然裕福ではなく、
そのころの苦労話は、父や祖母からも聞きました。
地元の農業高校から、その当時では異例の大学進学を果たし、
農学部へ進学。
祖母が、学校の先生だったので、
息子(父)の教育には、すごく熱心だったそうです。
農学部では、獣医を目指しながら、
馬術部で鍛えていたんですね。
また、父は器用?で、
他にも弓道や、バイオリン、ピアノなど、学生時代にやっていたそうです。
ピアノは、私も子供のころによく聴いてました。
それから、意外とハイカラで、
昔は、タンゴやクラシックもよく聴いていたらしい。
獣医ってことで、動物も好きでした。
子供時代の台湾では、犬を飼っていたそうです。
そんなこんなで、
親父は、何でもできる人みたいな印象が強くて、
私からしてみると、絶対にこの人には敵わないな・・・と思いましたね。(笑)
だから、親父に対して劣等感を感じてました。
初めて、腕相撲で勝ったときは、嬉しかったなぁ。

これは、たぶん私が幼稚園のころ。
上の姉ちゃんが撮影したのか?上の姉ちゃんが写ってませんが、
私にとっての親父は、
この頃のイメージが強いです。
今回の親父の葬式では、私は割と淡々としていましたが、
昔の写真を見ると、涙が出てきますね。。。
あの頃が、いとおしく感じます。
その当時は、めっちゃ怖かったけど。