ちょっと前に、
人生を豊かにしないスピリチュアルは、意味がない・・・
的なニュアンスの言葉を、本か何かの見出しで見ました。
あ~、確かに。

私も、人生を豊かにしようという思いで、
スピリチュアルを学んでましたね。
だから、スピリチュアルにのめり込み過ぎるのもどうかと思ってました。
あくまでも、人生を良くするためのものであると。

というのは、のめり込み過ぎた人が、
人生崩壊みたいなことになってる事例を、いくつか見聞きしてきたからです。
しかし、そのうちに、
その目的である人生ってもんが、なんだか分からなくなってきまして、
そして、豊かになるとか、良い人生とは、一体どういうことなのか?
それまでの常識も、よく分からなくなってきました。
何が正しくて、何が間違っているのか?
昔は、不幸な出来事が、できるだけ起こらない人生が、良い人生だと思っていましたが、
ホントにそうなの?
だいたい、いくつもある過去世の中には、
順風満帆な人生もあれば、
不幸のどん底だった人生もあるというじゃないですか。
たまたま、今回の人生は、幸せな人生に当たった!ラッキー!
というのもおかしい。
そんなはずないでしょ。
もっと、個々の人生とか、そういうレベルを超えた視点というのがあるんだと、
そう思います。
幸せな人生、不幸な人生で、一喜一憂するようなレベルではなく。
そもそも輪廻転生のゴールって何なのよ?
ということを、ある頃から思うようになりました。
魂のレベルが上がっていって、一番上まで上がったらゴールだとか、
もう人生を味わい尽くして、おなか一杯になったらゴールだとか、
そんな話も聞きましたけど、
それも、しっくりこない。
結局、輪廻転生という夢を見ていて、

その夢から覚めたら終わり、

という話が、私としては一番しっくり来ています。
この世は全て夢だった・・・ってやつです。