以前、どんな事にも動じないお坊さんの話を読んだとき、
自分も、こうありたい・・・
と思ったことがあります。
そのお坊さんは、
濡れ衣を着せられても、「ほう、そうか」と言うだけで、全く動じず、
その濡れ衣を着せた当事者が謝ってきても、「ほう、そうか」と言うだけで、これまた動じなかった。。。
みたいな、そんな話です。
どんな状況でも、心乱されることは無い。
常に、心は平安。
それに強く惹かれました。
今でも、そう思ってますね。
さらに昔だったら、
そんな生き方、つまらないじゃないか・・・
って思ったと思います。
喜怒哀楽があり、悲しいときは悲しみ、嬉しいときは喜び、
心が揺れ動く、それが人間らしいってことでしょ?
そう思ってました。
今は、そうは思いません。
そんな、何かに翻弄されるようなのは嫌です。

それは、やっぱりうつ病になったから気が付いたことなんですけど、
自分のこれまでの人生って、何かに振り回されてるだけだなと、そう思いました。
人生失敗しないように、
何か良いことが起こるように、
人は努力を続けるわけですが、
それは報われることもあれば、報われないこともある。
じゃ、どうすればいい?
ってときに出会ったのが、最初に書いたお坊さんの話だったんで、
ビビッと来たんでしょうね。
結局は、状況は関係ない。
心の平安が欲しかったんだ!
ということに気が付いた時でした。