プーチンさんが日本にやってきて、
北方領土問題が注目されていますが、
日本とロシアの平和友好条約が、早く締結されたらいいなと思います。
そして、北方領土にも、自由に行き来が出来るようになれば。
ところで、私の父は、台湾生まれです。
終戦の時11歳で、
着の身着のまま、台湾から引き揚げてきたそうです。
父の両親が、鹿児島から台湾に移住したんです。
父も、祖父母も、台湾には強い思い入れがあったと思いますが、
台湾は、もともと、日本の領土じゃなかったから、
台湾から追い出されても、これは仕方がない。
でも、北方領土の住民は、もともと日本の領土なんだから、
追い出されたのは可哀そうだ。
昔は、私もそう思っていましたが、
やっぱり、なんかヘン。
国とか、領土って、いったい何なのさ?



ところで、
人と人が仲良くするためには、
お互いに、敵意が無いことを示すため、
無防備な状態で触れ合う、
というのが、世の常識です。
しかし、これが国対国になると通用しません。
互いに武装し、相手を疑い、びくびくしながら、付いては離れ、付いて離れ・・・
そんなんで、互いに友好関係を結べるわけがない。
個人レベルでも国レベルでも同じです。
個人レベルでも国レベルでも、武装解除しないことには、
相手の警戒心は解けません。
でも、なかなか武装解除できない。
それは、怖いから。
いきなり、相手に対して無防備な状態で心を開ける人は、なかなかいません。
でも、自分からやらなきゃ、何も始まりません。
ところで、国レベルで、武装解除を憲法で宣言している国があります。
軍隊は持ちません!と。
平和と友好。
国レベルでも、個人レベルでも、もっとも大切にしたいことだと思います。