先日の、めぐみ野緑地でのカブトムシ探しですが、
ゲットできたのは1匹だけで、
結局、来てくれた子供たちには、事前に確保していたカブト&クワガタを配布することになりました。

昨年も、当日ゲットできたのはゼロでしたし、
結局、カブトムシ探しと言いながら、カブトムシ配り?になっているのが実態です。
ほんとはね・・・
雑木林でカブトムシやクワガタを見つけた時の喜びを分かってほしい!
という目的で始めたんですよね。
私自身、カブトムシやクワガタを発見した時の喜びってのは、
ほんとに今になっても忘れられない経験なんですよねぇ~。
また、最近の子供たちは、カブトムシはお店で買ってくる・・・
という話があったので、
身近な雑木林にいるってことを知ってほしいし。
そんな想いがあったわけですが、
やはり、手入れを重ねているこの雑木林ですが、カブトムシやクワガタを、
一気に増やすことは、なかなか難しいです。
というのは、林の中のクヌギやコナラが、もう巨大な老木ばかりで、
地面を覆ってしまうので、日当たりが悪く、新しい苗が育ちません。
それでも少しずつ伐採しながら明るくなってきているのですが、
大木の伐採は難しいんです。素人では無理。

ただ、カブトムシやクワガタを配るだけでも、
意味が無いわけではないのですよね。
ここ数年、感じているのは、とにかく子供たちが、虫のことを知らない。
子供どころか、親も知らないです。
カブトムシはゴキブリと同列と見られていることも珍しくないみたいですし、
先日のカブトムシ探しの時も、
私が手に持っていたカブトムシのメスを指さして、
それ、クワガタですか?カブトですか?
と、子供のお父さんから聞かれました。

なもんで、カブトムシの生態も全く知られていないし、
触るなんて論外。。。

そんな実態を知ると、まずは虫に慣れてもらうことも必要なんでしょうかねぇ~。
何はともあれ、来年のイベントは、白紙に戻して考え直そうかなぁ。
ほんとは、カブトムシ好きのお父さんに集まってもらって、
一緒に雑木林の保全活動したり・・・
なんて考えてたんですけどね~。