昨日、書き洩らしたことを、ちょっと。
子供のころ、自分に自信が無かったと書きましたが、
やっぱり、いろいろコンプレックスがあって、
もっと、○○○になりたい、と思ったものでした。
理想の自分になれれば、自信が持て、
そして、私は幸せになれる。
なんとなく、そう思っていました。
何度か挫折しながらも、
30代半ばぐらいまで、そんな感じで進んできました。
仕事も家庭も。

が、いくら頑張っても、理想の自分になれない・・・?
山頂が見えるところまで来たはずなのに、

いつまでたっても山頂は見えない。

それどころか、山頂がどこにあるのかも分からないし、
今、自分がどこにいるのかも、分からなくなってきた・・・。

ちょうど、このブログを書き始めた11年前が、そんな頃でしたか。
ずーっと、
今の自分は不完全で、
幸せになるためには、変わらなければならない
という信念があったわけです。
でも、今は、そんな信念は必要ない、と思います。
以前も、
ありのままの自分でいいのよ~

というセリフが流行りましたが、
まさに、そのとおり。
ただし、
本当に、心底、「ありのままでいい」と思えなければ、
意味がありません。
そして、心底「ありのままでいい」と信じるのは、
ものすごく・・・難しいこと。
私も、心の奥底では、まったく信じていませんでしたし、
今でも、頑強な抵抗を感じます。
知れば知るほど、その抵抗の強さを思い知ります。
だって、本当にありのままでいい、って信じていたら、
誰に何を言われたって、平気なはず。
しかし、心は揺さぶられ、葛藤を感じ、
相手を責めるか、または、
自分を責めるか、のどちらか。
もう、そんな不毛なことはしたくないのです。
だから、いくら抵抗が強くても、
ありのままの自分で、いたいなぁ。