2015MOTO-GP終了 | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

MOTO-GP最終戦バレンシアGP、終わりました。

最後尾スタートだったロッシは4位まで追い上げるも、

タイトル争いをしていたロレンソが、ホンダ勢のマルケス、ペドロサを抑えて優勝したので、

逆転でロレンソのチャンピオン決定!

まさに、劇的な幕切れとなりました。。。

そしてロッシは、レース後に怒り爆発。むかっ

マルケスは、わざとロレンソを抜かなかった!これは八百長だ!!と。

まぁ~~、たしかに、結果的にそのような形になっちゃったねぇ。。。

しかし、マルケスが故意だったとしても、

以前から、チャンピオン争いの当事者以外のライダーが、

チャンピオン争いの片方を援護する、というのは当然のようにありましたし。

思い出したのは、1990年だったかな。

125ccで、カピロッシが初めてチャンピオンを決めた、その年の最終戦。

タイトル争いのライバルだった、ハンス・スパーン(たしかオランダ?)に対し、

カピロッシと同じイタリア人ライダーが、寄ってたかってハンス・スパーンの邪魔をし、

カピロッシがタイトルを決めたシーン。

あの時も、ハンス・スパーンは激怒してましたね~。

しかも、4~5人に邪魔されてましたから。

ありゃ、怒るわ!(笑)

ま、ロッシの場合、敵を作らないということも、チャンピオン争いには必要、

ということでしょうか・・・。


さて、早くも一昨日から来年に向けた合同テストが始まりました。

今回の目玉は、なんといっても、

ブリヂストンタイヤからミシュランタイヤになったことと、

電子制御がハード・ソフト共に全車共通になったこと。

評判の良かったブリヂストンタイヤから、どう変わるか?

という点が注目されてましたが、

リアタイヤは評判良いですね。ブリヂストンよりも良い感じ。

それに対してフロントタイヤは評判悪くて、何人もフロントから転倒してました。

でも、出だしとしては良いのではないでしょうか。さすが、ミシュラン。

電子制御は、来年から共通のハード・ソフトを使います。

近年は、電子制御の良しあしが性能を決める部分が大きくなっていて、

今年から復活したスズキも、電子制御の改善に苦労していたようです。

で、ロッシもコメントしていましたが、今回の共通電子制御は、先祖返りしたみたい・・・だそう。

特に、ホンダやヤマハは電子制御が進んでましたから、かなり後退した模様。

ライダーの仕事量が、ぐんと増える、とロッシも言ってます。

ただ、それはそれでチャンスとも捉えているようですね。

チャンスという意味では、スズキもチャンス。

追いつけなかった電子制御が、同じものになるわけですから、

純粋に、電子制御以外のバイクの性能アップに注力できる。

ただ、メーカーとしては、電子制御はもっと追求したいのだと思いますが・・・。

市販車にも応用できますし。

でも、レースとしては、あまりに電子制御が進むと、ライダーのテクニックよりも、

電子制御のソフトの出来が左右するようになり、スポーツとしてどうなのよ?

というジレンマがありますね。

それを危惧したドルナは、賢明な選択をしたと思います。