日テレジータスのMOTO-GP座談会(前半)を見て。
どんな話題も、最後はマルク・マルケスの凄さになってしまうというぐらい、
やっぱりマルケスに、ただ感服という感じでしたね。
話に出ていましたが、マルケスのブレーキングは、やっぱり凄い。
これまでの常識は、リヤタイヤもしっかり接地させて、
2輪で効率よく減速するのがセオリーでしたが、
マルケスのブレーキングからコーナー進入は、
リヤがホップしたり流れたり、ほぼ一輪走行。
しかも一輪のままバンクしていく!
普通だったら、フロントからスリップダウンするでしょ。
それから印象的だったのが、
マルケスは、他のライダーと比べると、まるでモトクロスのような乗り方をする、という点。
バイクの電子制御が発達するにつれ、
それまではテクニックが物を言う世界だったグランプリが、
テクニックだけでなく、体力?も必要だと言うのです。
確かに、マルケスのライディングフォームは、そんな感じ。
開き気味のハンドルバーを振りまわし、スロットルの開け方もモトクロスみたい?
それから、ちょっと懐かしい話も出てましたね。
昔のGP500のマシンは、乾燥重量が115kgで馬力が160~170psという、
今じゃあり得ないほど超軽量マシン&ハイパワー。
重量が115kgなんて、考えられない!
あまりにライダーが吹っ飛んでケガ人続出だったので、最低重量がどんどん増えてきましたが、
懐かしいです。RGVガンマ500が復活した頃がそうでしたよね。
なお、座談会後編は2月下旬に放送予定です。