日曜日は、堀之内里山保全地域で活動する三団体合同による、
谷戸の復活のための作業が行われました。
我々ユギ里山保全チームと、里山農業クラブさん、多摩丘陵の自然を守る会の三団体です。

この日は朝から厳しい寒さで、御覧の通り、畑も真っ白の霜!

春菊も、氷結していました!

そして、麦撒きから二週間が過ぎ、ついに芽を出しました!
このマッチ棒みたいなのが、麦の芽です~。

小さい芽が、一列に並んでおります。
微妙に曲がっているのがまたご愛敬。手作り感を感じさせますね♪

辺りの雑木林は、すっかり晩秋から初冬の雰囲気です。
さて、午前9時に三団体が集合しまして、
それぞれの紹介から、今回の活動の説明など行いました。

暫く、この里山保全地域の課題について話し合った後、
この日の目的である、大柴原谷戸へ向いました。

地図にあるように、大柴原谷戸は、堀之内里山保全地域内にある複数の谷戸のうちの一つで、
ちょうど真ん中になります。
地図ではグレーに塗られている個所が昔は田んぼで、谷戸の谷底に平坦な場所が下流まで続いています。
10年以上前まで田んぼを一部でやっていたのですが、その後手が入らなくなり、
今は笹や雑草で荒れてしまいました。

まずは現状観察と言うことで、谷戸の奥に進むと、昔の田んぼの面影は消えて、
御覧の通りの状態。

アズマネザサだけでなく、このように少し太い竹(ナリヒラダケ?)の密林もありました。
かなり笹や竹類に浸食されているようです。
そこで、まずは下流の方から少しずつ手入れして行きましょう、ということになり、
下流から手を入れてみました。

昔田んぼだった場所は、それほど笹は生えていないのですが、土手の部分は御覧のように笹が密集してます。
みんなで手分けして、笹や雑草を刈っていきました。


現状確認含め、1時間ほどで作業終了。

ベースキャンプに戻ります。この、いかにも里山らしい景色って、いいですね~。
ベースキャンプに戻って、みなさんでお茶を飲みながら談笑し、
本日の作業は終了となりました。
そして、この調子で、今回の作業の続きを定期的に行っていくことを確認しました。
1月24日にも続きをやる予定です~。