早池峰山を過ぎ、ツーリングマップルの64ページD1から南に下る林道を走ります。

ここは北上山地の尾根に続く牧草地帯を貫くルートです。

標高が高いので、晴れたと思ったらすぐに曇って視界が利かず。

でも、お馬さんが迎えてくれました。
てっきり牛の牧場かと思っていたら馬なんです。競走馬なんでしょうか?


山の上の台地上にある牧場で、北海道の牧場とも、また違った雰囲気です。

車はほとんど通りません。

鉄馬と共に。


ゆっくり草をはむ馬。


林道とは言え、道幅は十分な快適道でした。
そして、道は南に下っていき、遠野の市街地へ。
曲屋と河童で有名な、遠野です。
遠野市街地のスーパーでお昼のお弁当を仕入れ、

もうお腹が空いていたので、その場で頂きます。

こちらは遠野市街地。
お腹一杯になった後、こんどはR340を少し北に走り、

貞任高原へ向う山道へ。
ツーリングまっぷるでは、「風車地帯」「稜線を走る」と、よさげなコメントなので。
が、入口が見つからず、暫く右往左往した後、ようやく見つけました。

これはこれで、いい雰囲気♪ 遠野らしい?

登るにつれて、風車が見えてきました。


かなりの風車の数ですね~。

青い空と白い雲に、風車が映えますね。

道は、この風車を縫うように走ります。ここでも、すれ違う車は無し!

遠野市街地をはるか下にのぞみます。

そのまま高原の稜線上を東へ。ここはスリーグリーンラインというらしいです。
そして、そのまま道は新山牧場(新山高原)へ。

太平洋側が見えてきました。うっすら海が見えます!

展望台への道を登ると・・・

巨大な風車が一望~。





このまま東へ走って山を下ります。

高原から下界へ。
くねくねした道をひたすら走り、三陸海岸の大槌に。

大槌でR45に合流し、今度は南へ進みます。

釜石の手前の国道から。この台形状の山はがれきでしょうか。
そして、大船渡へ。

大船渡は、かなり広い平地がありますが、そのほとんどは更地と化していました。

ここにビッシリ住宅やお店があったかと思うと、信じられません。

あちこちで新しい建物を建設中なので、なにか新興の造成地みたいな錯覚を覚えます。

でも、このように壊れた水門が残っていて、ここが津波の被害を受けた場所だということを思い出させます。
気が付いたのが、海水面が近いこと。
地盤沈下の話は聞いてましたが、ほんとに水面が近くてびっくりです。

こちらは駅の跡地。今は、線路の跡地を走る専用バスが通ってます。
ところで、この大船渡では一つ目的がありました。
それは・・・ さいとう製菓のお店を訪ねること。
さいとう製菓といえば、かもめの玉子です。
我が家では、みんなかもめの玉子が大好きでして、ぜひこれをお土産に買っていこうと思いまして。
それに、震災の時に、さいとう製菓の社屋が津波に流される映像が出てまして、
復活を願っておりました。

ということで、無事お店を見つけました~。
今は、ここを仮店舗で営業しているのだそうです。
八王子ではなかなかお目にかかれない、特別なかもめの玉子(チョコ、金箔、栗、etc)をゲットしまして、

私も一つ頂きました。
また、東京から来ましたとお店の方に告げると喜んでくださり、お店の中でゆっくり珈琲を頂きました♪
美味しかったです~。

(つづく)