3日目のこの日は、朝から出発。

実家のプリウスに荷物を積み込み、

準備完了!
鹿児島市内の実家から、市街地を抜け、目指すは鴨池港。
鹿児島市の港からは、桜島や種子島屋久島、三島、トカラ列島、奄美、沖縄と各方面に船が出ています。
そのため港もたくさんあって、航路によって港が全然違います。
鴨池港は、マンションやビルが立ち並ぶ一角にあって、こんなところに?と思う感じですが、
鹿児島市から大隅半島に向かう主要航路の一つです。
港に到着すると、チケット購入ナシで、そのまま車で乗船!
乗船手続きと言うと、車検証を持ってチケット売り場に行くのが定番ですが、
これは楽で便利~。

すぐに乗船して、出発。

鹿児島湾(錦江湾)を渡ります。

と、南の方向に、こんな巨大豪華客船を発見!ものすごいデカさ!!
鹿児島は、世界中から客船が集まる場所でもあります。

それはやっぱり、この鹿児島湾に浮かぶ桜島の景色の魅力でしょう~♪
が、残念ながら、この日は雲が多く、桜島の全容は見られず。。。

反対方向に進むフェリー。
そう、今回私たちが乗っているのは、垂水フェリーと言い、大隅半島の垂水に向かうフェリーで、
乗船時間35分。便数も多くて、桜島フェリーと並んで、大隅半島への主要航路です。
桜島フェリーを使う場合、桜島で降灰に遭う可能性が高く、
噴石で車のフロントガラスがやられる場合もあるので、父はこの垂水フェリーを好みます。

さて、垂水に到着すると、一路南へ。
大隅半島の鹿児島湾沿いを、ひたすら南下!
そして南端の南大隅町に。
と、ここで山岳道路になったためか、ハルが車酔い。
休み休み進みながら、ようやく旧佐多町へ。
そして、旧佐多岬ロードパーク!

南国の雰囲気たっぷり~。
そうそう、この佐多岬ロードパーク、昔は有料道路だったのですが、
今回は無料!そして私道ではなく町道になっていました!
ここで到着したのは、日本本土最南端の海水浴場。

曇り空で、いまいちですが、綺麗な海です!

ここは海中公園にもなっていて、海中を見ることができる遊覧船も出ています。
では、早速泳ぎます~!

見た目よりも、ちょっと石が多くて、足が痛かったですが・・・(笑)

平日とはいえ、誰もいない海で、二人で泳ぎました!

が、意外と水が冷たく、
ハルは早々に水から上がり、カニ探しに没頭。
雲も多く、体も冷えてきましたので、海水浴終了~。
まだ、時間が早かったので、せっかくですから目と鼻の先の佐多岬に行きました。
佐多岬と言えば、本土最南端の岬。
旅人の憧れの地です。
私も2度ほど行ったことがありますが、もう20年近く前。

でも、これは昔のまま。北緯31度線の標識。

駐車場にあったマングローブ。そういえば、あったような。。。
でも、先ほども書きましたが、
佐多岬へ通じる佐多岬ロードパークは、全線が公道になったのですが、これは所有者だった企業が、
撤退したためです。
そこで鹿児島県は、道路や岬一帯の敷地を買い取り、整備する計画とのことです。
そのため、駐車場に以前はあった売店などの施設は全くありませんでした。
そして、駐車場から岬に向かう歩道のトンネルが、以前は有料だったのですが、

これも無料化されていました!
昔から、評判悪かったんですよねー。「まだ金取るんかい!?」って。

トンネルを出たところに、以前あった施設も全て取り壊され、広場だけになっていました。
今後、どのように整備されるんでしょうか。

南国らしい、ソテツ林の遊歩道を抜け、

ついにやってきました!本土最南端の佐多岬!
昨年、最北端の宗谷岬に行きましたので、感慨深いですね~。

爺ちゃん婆ちゃんとハルで記念撮影。
79歳の爺ちゃんが、ここまで歩いてこれるか心配でしたが、無事にたどり着いて良かった!

沖の方には、たくさんの船が行き交います。

この灯台は、岬の先にある小島に建っているので、ここには行けません。
さて、佐多岬を堪能した後は、宿へ直行。
この日は、佐多岬ホテルへ泊まりました。

晩御飯には、食べきれないほどの料理が出まして、
もう満腹~。

ハルはお子様メニューだったのですが、それでも全部食べられないほど。
でも、美味しかったです~♪
(つづく)