麦を収穫し脱穀した話は以前書きましたが、
手作業での脱穀でしたので、まだまだ麦にゴミが混ざっている状態でした。
そこで、麦の選別にトライ!
まずは、庭のデッキに扇風機と銀マットを用意しまして…

そこに麦を用意します。

そして扇風機の前で、上から麦をパラパラと落とし、風の力によってゴミを吹き飛ばす!
いわゆる風選にトライです!
風の加減と、麦を落とす量の加減が難しいですが、でも、軽いごみは見る見る吹き飛ばされました。

こんな感じで、吹き飛ばされたゴミがいっぱい。

これが風選をする前。籾殻が残っています。

こちらが風選後。
可成り綺麗になっているのが分かります。
原始的な方法ですが、自然の風任せでなく、扇風機と言う文明の利器を利用したところがポイントです。(笑)
が、実はこれだけでは、まだ足りない。
軽いごみは飛びますが、重いゴミはそのまま。
一番厄介なのが、泥の粒。
石ではなく土(泥)が顆粒状になった粒がいっぱい含まれていまして、この選別が厄介です。
塩水に漬けて、比重の違いにより選別する方法がありますが、
乾燥させなければならない麦を濡らすリスクは、やはり慎重にならざるを得ず、
今回は素直に穴開きザルで選別することにしました。

こうやって、麦の大きさより若干小さな穴のざるを用意し、それでフリフリ。

小さい麦も落ちてしまいますが、このように泥の粒がたくさん落ちてきます。
そして今日は、梅雨明け後のギラギラした太陽にたっぷりさらし、
虫干しも行いました。
いやはや、機械を使わない脱穀は、やっぱり大変ですなぁ~。
ちなみに、処理後の麦を計測しましたら、13.2kgでした。
昨年の約半分ですが、それでもそこそこの量になりました。

製粉が楽しみです~。