読書感想(50ccバイク世界一周2万5千キロ) | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

読書感想です。
 
50ccバイク世界一周2万5千キロ
著:賀曽利隆
 
今回は、50ccバイクでの世界一周です。
 
最初、ロサンゼルスに渡り、アメリカを横断しニューヨークからロンドンに飛び、ヨーロッパを横断し、
 
東ヨーロッパ、トルコ、イラン、パキスタンを経てインドのカルカッタがゴールです。
 
バイクは50ccのTSハスラー。
 
面白いな~と思ったのは、
 
アメリカって、大陸を横断する場合って、日本で言う一般道路が無いらしいのです。
 
フリーウェーしかない。
 
なので仕方なくフリーウェーを走ったのですが、フリーウェーは当然50ccバイクは走れません。
 
途中、6度も警官に捕まったのですが、6度とも「大陸横断中なんです」と言うと、
 
OK!と認めてくれたそうです。
 
警官はTSハスラーのスピードメーターの60km/hの表示を見て、
 
君のバイクは60マイルまで出るんだね!じゃ問題ないよ!
 
と、ジョークを飛ばしてくれたとか。
 
日本の警察官も見習って欲しいですね~にひひ
 

それから、日本から世界を一周する場合、西回りにするか、東回りにするかという選択がありますが、
 
慣れないうちは東回りがお奨めだそうです。
 
理由は、東回りだとアメリカ→ヨーロッパ→アジアの順番になるから。
 
なぜこの順番が良いかというと、
 
交通マナーは、アメリカ→ヨーロッパ→アジアの順に悪くなるそうで、いきなりアジアはキツイ。
(ちなみに、日本の交通マナーは、ヨーロッパとアジアの間ぐらいだそうです)
 
また、食文化を含む文化の違いがアジアは際立っていて、
 
アジアでは、いわゆるカルチャーショックを受けやすいのだそうです。
 
なので、西回りにするといきなりハードルが高く、疲労困憊となり、
 
旅を続けられなくなる恐れもあるとか。

その点、東回りだと、アメリカから入っていけるので、違和感無く旅に慣れることができるとか。
 
やっぱり、イランを過ぎてパキスタン、インド辺りは、やっぱり強烈みたいですね。
 
インド旅行にはまってしまう人もいますが、逆にそれが魅力なのかもしれません。