私が代表になった自治会の話。
以前から、我が団地の自治会と書いてますが、
正確には、集会所管理組合なのです。
この団地は、元々都市公団が開発した戸建宅地分譲の団地で、総戸数が300弱です。
当初より、住民の集会所が建設されまして、この集会所の土地と建物は、
団地住民が1/300ずつの権利を共有する形で持っています。
ですので、このみんなの共有物である集会所の管理を行う目的で結成されたのが、この組合です。
約10年前に結成されましたが、結成当初は、まだ入居住民も少なく、手探りのスタートとなったようです。
本来、集会所の管理だけが目的なのですが、地域の親睦を深めるための行事が色々追加されまして、
今では集会所の管理の他に、広報、総務、防犯、防災、厚生といった様々な役回りがあります。
実質的には自治会と言って差し支えないのですが、
名称はいまだに集会所管理組合なので、いろいろ誤解を招くケースもあります。
じゃ、自治会に衣替えしよう!という話もあったのですが、
自治会は基本的に任意参加ですよね。
でも集会所管理組合だと、権利を持っている住民は強制参加。
この辺の切り分けが非常に難しく、なんとなくそのまま・・・になっているのが現状です。
周辺自治会を調べてみると、自治会と集会所管理組合が共に存在しているケースが、やっぱりあるようです。
ただし、自治会の理事と集会所管理組合の理事は兼任していて、実態は同じ組織のようです。
でも、会計は別になっていますし、集金も別。
やっぱり集会所管理組合は強制だから参加するけど、自治会は参加しない、という住民がいるようです。
管理が煩雑になりそうですね~。
集会所を行政に移管するとか、いろいろな案も出ていて、
10年を過ぎた今、そろそろちゃんと考えなければいけない時期でもあると思います。
でも、手をつけるのが怖いですね~(笑)

この世帯数の同意を得るのは、なかなか大変そうです。
ただ、一番厄介なのは、無関心な人の割合が圧倒的に多いことですかね。