2012.7.18
クッチャロ湖キャンプ場。朝３時半。
薄明るくなってきたものの、まだ暗い。
そんな中、せっせと着替えてお出かけの準備。
今朝は、朝飯前にひとっ走りしてきます！
ってことで、バイクにまたがって向かった先は、
クッチャロ湖を望む丘にある、「クローバーの丘」。
ツーリングマップルには「観光地化されていない」クッチャロ湖を望む展望台だと書いてある。
しかも、この展望台の位置だと、クッチャロ湖の方角から日が昇るはず！
昨日は夕陽を堪能しましたが、こんどは朝日を堪能しよう！という魂胆です。
クローバーの丘には、キャンプ場から１０分弱で到着しました。
途中、小さいながらも看板もあって、迷いませんでした。
丘の上には誰もいません。
草原の丘です。
なぜか、こんな鐘がありました。伊豆の恋人岬みたいだな。（笑）
（勿論、鳴らしました。一人だけどね）
眼下にはクッチャロ湖が見えます。
が、なんと日の出の方角、水平線にわたって分厚い雲が。
クッチャロ湖の向こうはオホーツク海です。
やっぱり海には雲が多い～。
なんとか雲の切れ間から日の出がチラッと見えないか頑張って待ちましたが、
だいぶ日が昇った位置で、ようやくチラッと見えました。
少し見えただけでも良かったです。
再びキャンプ場に戻り、朝ごはん。（5:00頃）
この日はパンでした。
荷造りをしてると、振り分けバッグが、だいぶ傷んでいること気が付き、記念撮影。（笑）
チャックの上の布がほつれて、こんなふうになってます。
今日は遅めの出発。（6:30頃）
クッチャロ湖キャンプ場、快適でした！
昨日に引き続き、国道238号を再び走ります。
この道は、オホーツク海沿岸をひたすら走る海沿いの道。
内陸側を走ろうかとも思ったのですが、あまり道北に時間をかけすぎると、
後の日程が辛くなるので、今日は道東方面に移動することにしました。
なので、最短コースである国道238号を延々と走ります。
こちらは途中で立ち寄った神威岬。
海に突き出した岩場と灯台。
海は曇っていますが、うっすら太陽の日差しがこぼれます。
単調な道なので、途中の道の駅でこまめに休憩します。
枝幸町の道の駅「マリーンアイランド岡島」。（7:30頃）
雄武町の道の駅「おうむ」。（8:40頃）
それにしても、曇っているため寒い！
雨は降っていませんでしたが、防寒用にレインウェアを羽織りました。
自動販売機のホット缶コーヒーがありがたい。
紋別市の道の駅「オホーツク紋別」。（10:10頃）
そして、すぐ近くの「オホーツク流氷公園」へ。
ここはラベンダー畑があるってことで来てみました。
おもったよりラベンダーの密度が薄かったですが（笑）
しっかり写真だけ撮らせていただきました。
紋別を過ぎると、オホーツク海を少し離れ、
そしてサロマ湖へと続きます。
サロマ湖の手前にあるコンビニでお昼ご飯。おにぎりとお惣菜です。（11:00頃）
サロマ湖沿岸ルートを走り、向かったのは道の駅「サロマ湖」。
この道の駅から、サロマ湖が一望できる展望台に行ける、という情報を得ていたので、
バイクを停めて、展望台へ歩き始めました。
ところがこんな看板が。
「展望台へは徒歩５０分」
えっ！マジ！？
５０分も、このライディングブーツで歩くのは勘弁だよ！
実は、展望台のある幌岩山まで、未舗装路があるのは知っていたのですが、
４～５ｋｍあり、しかも山登りですので、荷物満載のオンロードバイクでは厳しいと思い、
最初から諦めていたのです。
むぅ～、どうする！？
でも、サロマ湖って好きなんだよなぁ。
以前も訪れたことがあって、湖畔でキャンプしたけど最高だった。
そして、この展望台には、まだ行ったことが無い。
諦めきれず、とりあえず未舗装路の近くまで行って様子を見ることにしました。
で、未舗装路の入り口に来てみました。
ん？これならば行けるかも！？
全体的に締まったダートで、ゆっくり行けば大丈夫そう。
ってことで、ダート道をどんどん登っていきました。
途中、少し深い砂利があって、半分後悔しましたが（笑）でも、なんとかクリア。
なぜか展望台までの最後の１００ｍ区間のみ舗装されてました。
そしたら、そこに子狐の兄弟が出てきまして、
じゃれあいながら、なにやらアピールしてます。（笑）
餌を欲しがっているんでしょうね。
餌を上げるのはあんまりよくないみたいなので、そのまま通り過ぎました。
展望台駐車場に無事到着すると、自分以外誰もいません。
展望台は、思ったよりも立派！
そして展望台からの景色は、ガイドブックにあったようにサロマ湖を一望する景色！
いや～！来て良かった！
一部、展望台よりも低い位置に雲があって、その雲が展望台に流れてきます。
雲に覆われた景色もまたおつなもんですな。
最後は、完全に雲に隠れてしまいました。
でも、充分にサロマ湖が見えたから満足！
最後、霧の中で記念に。
駐車場に戻ったら、さっきの子狐二人組みがやってきました。
可愛いね～。
ここは、未舗装区間です。
下りのほうが怖いので、慎重に慎重に行きました。
再び国道に戻ると、すぐ近くのキムアネップキャンプ場へ。
ここは、１８年ほど前にキャンプしたことがありまして、
その何も無いシンプルさと、夕陽の美しさに感激して、お気に入りのキャンプ場でした。
記憶はだいぶ薄れていましたが、
でもなんだか懐かしい！
こんな立派な休憩所なんて無かったよなー。コインシャワーまであるよ！
トイレもこんなに立派になっちゃって。炊事場も立派だ。
これで、今でも無料なんだから、凄いよねー。
ここは、キムアネップ岬という、サロマ湖の中に飛び出た岬なので、
夕陽も朝日も湖越しに見えて、綺麗なんです。
この日は、まだ12:40頃でしたので、ここに泊まるのは無理ですが、
またいつか泊まりたいですね。
（つづく）