2012北海道ツーリング(7) | タケシのありのまま日記

タケシのありのまま日記

旧名から変更しました。

稚内のショッピングセンターを後にして、再び西へ向かいます。
 
目指すは宗谷岬。
 
稚内市街地を抜け、国道238号。
 
左手に海、空は青くて、右手には宗谷丘陵の緑が眩しい!
 
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ほんとに気持ちがいいですね~。
 
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途中、昔泊まったことのある、宗谷岬近くのライダーハウスを探したのですが、
 
全く分かりませんでした。
 
放置されたおんぼろ路線バスのライダーハウスでしたし、
 
もう20年以上前のことなので、もう無いよねぇ。。。
 

そしてちょうど12:00頃に宗谷岬に到着。
 
あぁ・・・懐かしい!
 
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あの宗谷岬の三角のモニュメント!
 
周囲の土産物屋さんと駐車場。あんまり変わってないかも。
 
モニュメントを中心に、たくさんの観光客がいて、
 
しかも団体さんなんで、入れ替わり立ち代わり、モニュメントの前で記念撮影してました。
 
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もう、全然入る余地が無いので、簡単に写真撮影を済ませて、
 
早々に次の目的地へ。
 
といっても、宗谷岬の、道路を挟んで目の前にある公園です。
 
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この公園を基点に、宗谷丘陵を縦断するコースがあって、
 
そこを走るのが、今回の楽しみの一つでもありました。
 
以前、宗谷岬に来た時は、海沿いの道をぐるっと回るだけで、
 
内陸に入る事はなかったですから。
 
公園は、国道側とはうって変わって、ほとんど車も人もいない、静かな場所でした。
 
下の岬が見えます。観光バスがいっぱい。
 
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こんな像もあります。
 
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青い海と、青い空と、緑の草原が、なかなかいいですね!
 
昔の海軍が作った、監視棟です。
 
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太平洋戦争では、ここの近くで米軍の潜水艦との日本艦船の戦闘があり、
 
両者に大きな損害(潜水艦は沈没)があったようで、多くの犠牲者が出たと書いてありました。
 
こんなところで、そんなことがあったのですね。
 

ここから、草原の丘を越えて行くと、宗谷丘陵を縦断する道道889に入ります。
 
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宗谷丘陵は、氷河による侵食地形であり、なだらかな丘が続きます。
 
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この風景、一度見てみたかったんです!
 
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いやいや、最高!チョキチョキチョキ
 
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丘の上にはたくさんの風車もあります。
 
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風が強いのでしょうね~。DASH!
 
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何かのCMに出てきそうな風景が続きます。
 
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爽やかなBGMでも流れてきそうですね~
 
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ちょっと脇道に入っても、素晴らしい景色!
 
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なめらかな、この曲線がたまらん!(笑)
 
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道道から枝分かれする道で、細いダート道がありました。
 
ここはガイドブックでも紹介されていた、通称「白い道」。
 
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実物を見たら、いいねぇ~!!
 
一部分だけですが、ホタテ貝の貝殻を敷き詰めた道です。
 
ほら、こんな感じ。
 
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荷物満載のオンロードバイクにはリスクがありますが、
 
でも、この道を見たら、この先を見てみたくなるじゃないですか! 行くしかないっ!!
 
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道は比較的安定したダートでしたので大丈夫でした。
 
特に、ホタテ貝を敷き詰めた部分は走りやすかったです。
 
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途中、勾配のキツイ下りがあったので、その先を進むのは断念し、
 
バイクを止めてから辺りを散策しました。
 
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白い道と、緑の草原と、青い空、そして向こうには青い海。
 
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最高のシチュエーションですね!ラブラブ!
 
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こんな良い場所ですが、途中車が一台通っただけで、あとは静か。
 
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ポカポカと暖かい日差しもあり、暫く草の上に寝転んで、この景色を楽しみました。
 
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そうそう、道の上にこんなものが落ちてました。
 
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何かと思ったら、鹿の足の骨!?
 
ひゃ~、びっくり!
 

この後は、道道889を南下。
 
徐々に草原から森林地帯に遷移して行きますが、
 
でもこの道も最高のワインディングロードでした。
 
何度でも走りたくなる道!(実際、一度途中で引き返して、もう一度走りました)
 
道道889は、道道1077にぶつかり、そこを左折してオホーツク海側に向かいます。
 
ツーリングマップルでは、海側に未舗装区間が残っていると書いてありましたが、
 
結局最後まで未舗装区間はなく、快適に走れました。(↓ここが最後の区間)
 
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突き当たりは、再び国道238号になります。
 
今度はオホーツク海ですね。
 

そのまま南下すると、猿払村に入りました。
 
実は、ここにある「さるふつ公園」キャンプ場は、この日の宿泊地の候補でした。
 
が、まだ時間が午後3時前だったのと、キャンプ場のロケーションがいまいちだったので、
 
さらに先へ~。
 

猿払を過ぎると、今日のもう一つのお楽しみである「エサヌカ線」です。
 
国道238号は、猿払から浜頓別に至る区間で、それまでの海沿いから、
 
少し内陸側を走ります。
 
その代わり、エサヌカ線という道路(村道?)が海沿いを走っています。
 
私が北海道に来ていた16年前までは、このエサヌカ線の存在は全く聞いた事が無く、
 
今回はガイドブックやネットで絶賛されていたので、是が非でも行きたいと思っていたところでした。
 
エサヌカ線の特徴は、直線道路です。
 
直線道路と言えば、日本海側のオロロンラインが有名ですが、
 
このエサヌカ線も牧草地や湿地の中をひたすら一直線の道が伸びています。
 
オロロンラインとの違いは、
 
車が少ない事、道路の周りに人工物がほとんどないこと(標識や電柱もなし)
 
なので、よりいっそう解放感に浸れる場所として近年人気のようです。
 
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いやはや・・・やっぱり、いいですね!
 
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この、まっすぐ伸びる道!
 
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余計なものが一切無い!
 
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今回は、北から南に向かって走りましたが、
 
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日差しを考えると、南から北に向かうと更に良さそうです。
 
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次回のお楽しみですね~。
 
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変な人が写ってますが・・・
 
 
エサヌカ線を楽しんだ後は、
 
浜頓別市街地を抜け、クッチャロ湖キャンプ場へ。
 
今日は、ここでキャンプです。
 
有料ではありますが、でも200円と安い事と、
 
お風呂(別料金ですが)もあるし、コインランドリーもあるので選びました。
 
だって昨日はお風呂に入ってないし、洗濯物も少し溜まってきてましたからね。
 
でも、なんといってもこのキャンプ場の良さは、
 
そのロケーションですね。
 
このキャンプ場は初めてだったのですが、クッチャロ湖の湖畔にフカフカの芝のテントサイトがあって、
 
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そしてクッチャロ湖の向こうに夕陽が見えるのです。
 
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こりゃたまらんぜ!
 
大急ぎでテントを張り、
(テントサイトも、ちゃんと土台が作ってあって安心!)
 
お風呂に入り、
(お風呂は近くの宿泊施設にあるお風呂)
 
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コインランドリーで洗濯開始!
 
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このサンヨーの洗濯機、懐かしいなぁ。。。
 
学生の頃にお世話になっていたコインランドリーにたくさんあったっけ。
 
 
あ、なぜ大急ぎかと言うと、
 
夕陽の写真を撮りたかったのですよ。
 
この日の晩御飯、インスタント焼きそばを用意し、
 
夕陽を眺めながら食べる、最高の贅沢!
 
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食べ終わってからは、写真撮影に専念しました。。。
 
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撮影が終わり、辺りが闇につつまれる様になると、
 
もう時間は夜8時前。もう、眠い。(笑)
 
北海道の昼間は長いね~。
 
明け方3時半から起きてますから。
 
ということで、日没と伴に寝る、という超自然派生活が、この後も続く事になります。
 
(つづく)