紀伊半島ツーリング(7) | タケシのありのまま日記

タケシのありのまま日記

旧名から変更しました。

ワクワク・・・
 
夜中に何度も目を覚ましながら、朝までワクワク。
 
なぜかって、この素晴らしい眺望の生石高原での、初めての夜明け。
 
素晴らしい朝日の写真が撮れるかも!という期待です。
 
ようやく4時を過ぎて、辺りが薄明るくなってきました。
 
期待しながらテントから出てみると・・・、
 
う~ん、まだ空には高いながらも雲がびっしり。
 
青空は全く見えません。
 
もう少し明るくなるのを待ち、天候の回復を祈ります。
 
もういいだろう、と思って外に出てみたら・・・
 
あら?
 
周囲は真っ白。汗
 
さっきまで見えていた紀伊水道や四国どころか、
 
すぐ近くの東屋まで霞んでいます。
 
がーん!
 
テントの撤収をしながら回復を待ちましたが、ガスは濃くなるばかり。
 
少々、ショックを隠せませんでしたが、
 
ガスのかかった高原もまたよし、ということでひとまず撮影タイム。
 
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ここが昨晩泊まった
 
テントサイト。
 
 
撤収作業が進み、
 
テントを傾けて底を乾かして
 
ます。
 
霧の向こうは、四国なんだけ
 
ど。。。
 
 
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屋根つき東屋も白くかすんでます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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高原はやっぱり県立自然
 
公園なのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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標識も霞んでます。
 
でも、これはこれで幻想的。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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霧の中の草原。
 
ん?北海道の道東を思い出すなー。
 
 
 
 
 
 
 
 
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昨日の岩も霞んでます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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草原に続く道は、霧の中に消えています。
 
いいね~。
 
この景色は、これはこれで良かったので、
 
満足です。
 
日の出の写真は、また次の機会ですね!
 
 
 
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生石高原の案内図。
 
そうそう。
 
ここに来るまで、生石高原を、何と読むか
 
分からなかったのですが、「おいし」なので
 
すね。
 
それにしても、ここのロケーションは抜群でした。
 
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さて、撮影は終了し、出発準備。
 
持っていた地図は、雨でボロボロ。
 
耐水性のあるやつにすればよかった。。。
 
 
 
 
 
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結局、全て撤収する時までガスは引かず、
 
また早朝6時に現地を発ちました。
 
案の定、道を下っていくと先ほどまでのガスは嘘の
 
ようになくなり、視界もバッチリ。
 
このガスが逆だったらよかったんだけどな~。
 
つまり地上付近にガスが発生して、高原が晴れてい
 
たら、見事な雲海が見れたかも。
 
まぁ、この場所はとてもよかったので、また次の機会のお楽しみとしたいと思います。
 
 

この日のルートは、また東に向かうことにしました。
 
天候が回復するのは間違いないようだったので、紀伊山地の真ん中を東に突っ切るルートです。
 
ひとまず国道480を西に向かい、国道424に入って今度は南下。
 
この頃には、空もだいぶ明るくなり、雲の切れ間からハッキリと青空も見えてきました。
 
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そして道は快適!車も少なくて、路面状況もグッド。そして道も充分広い。グッド!
 
国道は425に入ると、水の郷日高川という道の駅で休憩。イメージ 3
 
どんどん青空が増えてきて、日差しも強くなってき
 
ました。いいねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
国道425から、今度は県道198に入ります。
 
長いトンネルを経由して国道311号線熊野街道へ。
 
熊野街道というぐらいですから、世界遺産の熊野古道沿いの道です。
 
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途中の、熊野古道中辺路の道の駅で休憩。
 
やっぱりこの辺は山深くなってきます。
 
森の新緑が眩しい。
 
これまで青空なんてなかったので、
 
ここで初めて青空の下、光り輝く新緑を見ました。
 
やっぱり、こうでなくっちゃ。
 
 
 
ちょっとお腹がすいたので、売店で饅頭を購入。イメージ 6
 
素朴なヨモギ餅です。うま~い!
 
 
 
再び国道を東へ走ります。
 
このあたり、中辺路は、熊野古道でも有名な場所
 
みたい。
 
「野中の清水」という看板を見つけ、
 
せっかくなので立ち寄ることにしました。
 
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すると、石畳の古道沿いに、立派な泉が。
 
なんともまぁ、味がありますね。
 
予想以上のよさに、ビックリです。
 
 
 
 
 
 
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この野中の清水、
 
熊野詣の人たちの間では古
 
くから有名らしく、
 
美味いらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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泉の水は透明!!
 
泉の下から、水が流れ出して
 
います。
 
これは頂くしかありません!
 
持っていた2リットルペットボトル
 
を持って、水汲み場へ。
 
 
 
 
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そうそう。
 
今回の野営では、2リットルのミネラルウォーター
 
を最初持ってきたのですが、
 
その水を使って野営中の食事をしました。
 
味噌汁とかスープとか、カップラーメンとか。
 
水がなくなると、公園等水が得られる場所で水
 
を足していました。
 
ちょうど、この時に入っていた水は、トイレの水道を入れたものでしたので、
 
躊躇無くその場に捨てて、ありがたくこの清水で満杯にさせてもらいました。
 
この水で食べるカップラーメンは格別だろうなぁ~!と期待しながら。(笑)
 
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しかし、この熊野古道、石畳の立派な路です。
 
雰囲気もいいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
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バイクじゃなかったら、歩いてブラブラしたいところ
 
です。
 
実際、荷物を背負った徒歩の旅の方が、
 
ちらほらいました。
 
世界遺産ですから、たくさんの人が来そうですね。
 
 
 
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古道から谷側を望みます。
 
新緑と空の青空が見事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

そのまま国道311を東に走り、いくつものトンネルと橋を渡ると、新宮に出ます。
 
国道168号線に合流です。
 
ちょうど、前日走った所ですね。
 
あの時は雨でしたが、今は晴れ!
 
天気が違うと、雰囲気も全然違います。
 
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国道168に入ると、
 
昨日とは逆に熊野川沿いを
 
下ります。
 
 
 
 
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熊野川も昨日までの雨で濁ってます。
 
晴れていると、山々の緑も輝いてますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

熊野川と北山川が合流する地点が、国道169号線との分岐点です。
 
ここを国道169に入ります。
 
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道も良くて、車も居ないので、ちょっと片手
 
で撮影しながら・・・
 
トンネルではフラッシュたいてしまいました。
 
対向車が居たらビックリするだろうなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 18
右手は、熊野川の支流、北山川です。

しかし、ここから暫く走ると、
 
国道の道幅は急に狭くなり、
 
国道とは思えない狭路になります。
 
でも、この先に期待のポイントがあるはず。
 
楽しみ~。チョキ
 
 
 
つづく