昨夜、初めて「硫黄島からの手紙」を観ました。
最近は、この手の映画を見ることは滅多になかったのですが、久々に観る気になりました。
子供の頃は、戦争映画が大好きで、たくさん観てましたけどね。(^^;
硫黄島のことは、単に「玉砕した」ということぐらいしか知りませんでした。
噂には聞いていましたが、指揮官である「栗林中将」という人は、他の軍人とは違った人だったのですね。
アメリカで暮らしていたこともあり、日本よりもアメリカで有名な人だったようです。
しかし、戦争映画ってなんで観ちゃうんでしょう。
別に楽しいわけじゃない。
思わず目をそむけたくなるシーンもあって、ずっとドキドキしてました。
映画が終わって布団に入っても、しばらく寝れませんでした。
昔、戦争映画を見ているとき、虫けらのように死んでいく人たちを見て、
この人たちの生きている意味とは何だったんだろう
何の意味もなく死んでいくのだろうか
と、漠然とした不安、悲しみ、絶望みたいなものを感じていました。
でも、今はちょっと違った見方ができるようになった気がします。
人間、誰もが人生の目的を持ち、必要とされている存在だということを知ったからです。
硫黄島で散って行ったたくさんの人たち(日本、アメリカ共に)、
一人一人に大切な役割があって
目的を果たして、この世を去っていったのですね。
この人たちの犠牲の上に、今の日本や世界の平和が築かれています。
これを気付かせてくれるのが、こういった映画なのでしょうね。