今日は本の紹介です。
「LOVE・LOVE・LOVE <受け入れる>ことですべてが変わる」
著者:リズ・ブルボー 訳者:浅岡夢二 (ハート出版)
ブルボーさんの新しい本です。
本屋さんでたまたま発見して、そのまま無視できずに買ってしまいました。(^^;
これまでのブルボーさんの本と基本的には同じですが、「受け入れる」ことにつて、ある家族(といっても架空ですが)のカウンセリングを通して具体的に解説している本です。
ですので、より具体的な悩みとそれに対する対処方法が書かれており、大変分かりやすかったです。
受け入れることの大切さをまた学びました。
「受け入れる」ということは、言うのは簡単ですが、とても難しいことだと思います。
ついつい、「受け入れる」ことと「相手の言いなりになる」ことを混同してしまいやすいですが、そうではないことを改めて確認できました。相手を、自分を裁かず、ありのままで良いのだと認めること・・・でしょうか。
それからエゴイストの定義について、以前も見聞きしていたはずなのですが、あらためて印象に残りました。
「エゴイストとは、自分の喜びのために相手から何かを奪う人である。自分のニーズを満たすべきは相手であると考える人」
自分のことを優先する人は、他人から何かを奪うのでない限りエゴイストではない、のですね。
あと、「責任」について。
「他人の行動、反応、決意の結果についていっさい責任を持つ必要は無い」
頭では分かるのですが、なかなかこれが難しい内容でした。
今回の本で、改めてその意味が少し分かった気がします。
ただ、残念だったのは、もう少し子供に対する責任について具体例を出して欲しかったな~と思います。
この責任について最も頭を悩ませるのは、親である場合「子供に対する責任」だと思うのです。
ある程度の年齢以上になれば、他人の結果に責任を持たなくても良いことは理解できるのですが、まだ幼い子供(だいたい10歳以下)に対しては果たしてどうか・・・?
恐らく、どんな子供の場合でも同じ法則が適用できるのだろうと頭では分かっています。
でも、幼い子供の場合、親がある程度コントロールしてあげないといけないのでは?という思いもあります。子供はまだ自分の行動の結果について理解していないし、責任は取れないだろうと。
なので、小さい子供の例を出してもらえると良かったなと思います。ちなみにこの本に登場する子供は14歳でした。
そうそう、私はブルボーさんの本で「<からだ>の声を聞きなさい」1と2、「私は神!」を持っているのですが、今回の本の中で度々「五つの傷」という本が登場しました。この「五つの傷」の内容を知っていれば、より分かりやすいのではないかな、と感じました。
ということで、「五つの傷」を後日読みたいですね~。(笑)