先日、運動会の記事を載せたばかりですが、ヒナの最近の様子について、ちょっと書いてみたいと思います。
あと数ヶ月でヒナは10歳という節目を迎えます。
この10年、健康にすくすく育ってくれました。
生れた時は大きかったものの、それから背はあまり伸びず、いまだに学校では前から2~3番目ですが。
が、やっぱり最初の子ということもあり、子育ての中での悩みは尽きませんでしたね。(笑)
それがハルが生れ成長するにつれて、今度はハルと比較するようになって尚更現実を突きつけられるようになったと思います。
例えば、ハルは悪いことをしたら自分から「ごめんなさい」を言ってきます。
でも、ヒナは小さい頃から今でも自分から「ごめんなさい」と謝ることは滅多にありません。(それでも昔よりも言うようになりましたけど)
また、ハルは例えばママが何か困っていたりすると、「大丈夫?」といって手伝ってくれたりします。
ヒナは、そういう場合でも全く気が付かずマイペースで「ママ!何々やってよ!」と自分の要求を押し通します。(笑)
とまぁ、全く反応が違うので、どうしてハルは優しいのに、なんでおねえちゃんのヒナはこうなの~?となってしまいますね。(^^;
しかし、同じ子供でも、こうも持って生まれた性格が違うのかと改めて思います。
前世の経験が違うのか、それとも今生での目的が違うのか、はたまた魂のレベルが違うのか・・・。
色々な理由があるのでしょうね。
確かなのは、この世にこういう性格で生れてくることにも意味があるのだ、ということですね。
それは、私たち親に対しての学びの経験の為なのかもしれないし、この先の人生のための過程なのかもしれません。
とにかく、気をつけていないと、素直で優しい子だと「良い子」、我がままで利己的な子は「悪い子」というレッテルを貼ってしまいやすいと思います。私も、ついつい「困った子だな~」って思ってしまいます。正直言って。(^^;
でも、親子としてめぐり合ったという事は、とても深い意味があるはず。
今のところ、ヒナに対しての怒りの感情のコントロールや、対処の仕方について、学びの場だということは間違いないですね。(笑)
実は、昔は、「生まれてくる子供たちは真っ白いキャンバスのようなもので、その子がどういう色に染まるかは親次第」という意識がありました。
しかも、世の中には「あるべき子供の理想像」として、優しくて元気で明るいといったものがあったのは事実で、ヒナの子育て中に読みふけった育児本には色々な理想像が書かれていた訳です。
そうなると、イメージどおりの性格を示さない子供に直面すると、「子育てに失敗した」という罪悪感みたいなものに苦しむことになると思うのです。そういう思いを抱きつつ、でもそんなはずは・・・とも思っていましたね。
でも、ようやく、生まれてくる子供はいろんな素質を持って生れてくる、そして「あるべき子供の理想像」などなく、持って生れた素質をそのまま受け止めることが大切なのでは、と思うようになりました。
ちなみに、今日はヒナが寝るとき、絵本を読んであげました。
小さい頃はよく読んであげてました。最近は滅多に読まなくなったけど、でもこうやってたまに添い寝しながら絵本を読むことがあります。
それに、お風呂もまだ一緒に入ります。お風呂で色々話をするのは楽しいですね。
こうやって過ごせるのも、そんなに長くは無いと思うと、今は貴重なのかもしれません。
そうそう、最近ヒナがこっそりお願い事をしてくるんですよねー。
「ぶらじゃー買って・・・」
まだ、全然フラットじゃないの!(笑)