「神との対話」の続編をいくつか持っています。
最近、また(たぶん3度目?)読んだので紹介します。
「神との友情」(上・下)
ニール・ドナルド・ウォルシュ 著
サンマーク出版
神と対話するようになった著者が、今度は神と友情を育みます。
そして著者が、どのような人生をたどってきたか、そしてその人生の意味が紹介され、神のアドバイスを具体的にどう活かしていけばいいのかが語られます。
目次を紹介します。
1章
既に得た回答を有効にする方法、日々の生活に役立てる方法はあるだろうか?
私はあると思う。確信している。
神との対話の中で、さんざん話し合ったからだ。
2章
これがあなたの任務だ。これがあなたの仕事だ。
あなたは、ばらばらだという幻想を打ち砕く。
神との対話は、はじまりにすぎなかった。
3章
真の友情とは、役立つもののことだ。
壊れるのが怖くて使えない高価な陶器とは違う。
真の友情は、割れにくい陶器のようなものだ。いくら使っても壊れはしない。
4章
神を知ること/信じること/愛すること/抱きしめること/神を利用すること/助けること/感謝すること
この七つのステップは、誰と友達になる時でも使える。
5章
あなたはあなたの過去ではない。あなたはあなたの昨日ではない。
大勢の人が、あなたは昨日のあなただと考えたがるだろう。
だが、あなたは瞬間に生きればいい。現在の瞬間に、新しい自己を創造すればいい。
6章
何かに「希望」を持っているとき、それが真実で、そうなることを願う。
何かに「信念」を持っているとき、それが真実で、そうなるだろうと考える。
何かを「知って」いるときには、それが真実で、そうなることがはっきりしている。
7章
友達は真実を告げる。友達はありのままを語る。
だが、友達は真実を告げた後、あなたまかせにしたりしない。
友達はいつもそばにいて、支え、助け、無条件の愛を注いでくれる。
8章
幸せを左右するのは自分の外にある何かだと考えるのはやめなさい。
愛とは何かを与える代わりに得られるものだと考えるのをやめなさい。
ひとの時間やエネルギーや資源や愛を要求するのはやめなさい。
9章
何かについてこまったり、迷ったりしたら、そのことで頭を悩ませてはいけない。
否定的なもの、力、感情に取り囲まれていたら、そのことを理性で考えてはいけない。
理性で考えていると、支配されてしまう。理性から離れなさい。
10章
後悔と罪悪感は別だ。
後悔とは、真の自分についての最高の考えを示すことが出来なかったと、言明することだ。
罪悪感は、そんなことをしてしまった自分にはもう価値が無いと決め付けることだ。
11章
純粋な愛を表現する時、あなたは真の自分自身を自分に体験させる。
人に贈り物を与えているように見えるが、じつは自分自身に与えている。
なぜなら、他者はいないから。いるように見えるだけだ。
12章
今日は新たな日だ。新しいときだ。
あなたは新しい選択をする。私と新たな個人的な関係を創造するという選択だ。
ついに、神との友情を経験するという選択だ。
13章
心は魂から精神への廊下だ。魂の喜びは、心を通らなければならない。
感情は魂の言葉だ。精神を閉じていたら、心に滞留してしまう。
喜びは生命の表現だ。生命のエネルギーの自由な流れ、それが喜びだ。
14章
21世紀は目覚めの時、内なる創造者との出会いの場になるだろう。
多くの存在が神との一体化、全ての生命との一体化を経験するだろう。
15章
あなたがたが考え出した一番重い罰とは、愛を与えないことだ。
子供に「こんな態度をとったら愛してやらない」と言う。
愛を与えたり、取り上げたりして、子供をしつけ、矯正し、支配し、作り上げようとする。
16章
自分の人生を語るのはいいが、それにとらわれてはいけない。
自分がそうだったと考える自分だ。真の自分ではない。
それを真の自分を思い出すために活用するなら、賢明な使い方だ。
17章
あなたがたは残虐行為や殺戮行為までも、自分が生き延びるためのという理由で正当化している。
人類の行動の根拠となっている危険な考え方だ。ここで、輪を閉じることにしよう。
18章
あなたがたは、私の子供だ。
私はあなたがたの歌を聴いて美しいと言う。
あなたがたが歌う時、「はずれた音」などないのだ。
19章
「ひとつであること」を経験するために、個を消滅させる必要はない。
「ひとつであること」は、全体の個別的な表現としてのあなたの生存を終わらせはしない。
むしろ、それを可能にする。
20章
外から見れば、何も変わっていないかもしれない。
あなたは同じ状況にいるかもしれない。
ただ、あなただけが違いを感じ取れるだろう。あなただけが変化に気付くだろう。
21章
神と友情を結び、他の人たちにもあなたとの友情を通じて、神と友情を結んでいるのだと知らせなさい。
あなたと私はひとつで、彼らはあなたという神と友情を結んでいるのだから。
内容は、神との対話の繰り返しになるかもしれませんが、何度読んでも心に響きます。