あなたがたは適者生存、いちばん強い者が勝利を得る、いちばん利口な者が成功すると聞かされてきた。(略)
だから -いろいろな方法で- あたながたは適者になろう、一番強くなろう、利口になろうと必死になり、どんな状況でも、少しでも劣っていれば負けてしまうという不安におびえる。
これは私の好きな「神との対話」の一節です。
この世は競争社会。
裕福で幸せな生活が営めるのは、全人類の中で一握りの人々。
その中に入るために、人々は努力をしているわけだ。
受験戦争はその際たるもの。
少しでも偏差値の高い学校に行くこと、少しでも賢く利口になること、少しでも器用になること。
それは人生で成功するため、不自由なく安心して暮らせるため。
そのために、やりたいことも我慢して頑張っている。
でも、そうしないと安心して暮らせないの?
そうだとしたら、そんな世の中、なんかおかしくないか。
「神との対話」によれば、地球上の資源は全人類を充分養うだけの量があるにもかかわらず、その資源や富をごく一部の人たちが占めていることが問題なのだという。
たしかにそうかもしれない。100人の村の話を例に出すまでも無く。
世界中の人が安心して暮らせる、生きることに苦労しなくてすむのであれば世の中変わるだろうな。
競争社会も必要ないし、世界中の争いごとも解消できるのでは。
ところで、ウチは今年、チャイルドスポンサーシップというものに参加しました。
世界の貧困国の子供たちに対して援助を行うものです。
詳しいことは省略しますが、選ばれた子供に対して直接スポンサーとして援助を行うものです。
援助はその子供の地域の学校や施設の改善に使われ、地域の発展に貢献すると言われています。
ウチがスポンサーをしている子供は、アフリカのコンゴという国で、世界で最も貧しいといわれている国の一つです。
先日、その子から手紙が来ました。
今度、返事の手紙を出そうと思います。
みんなが自由になれますように。