生き方についてや子育て、スピリチュアルな本など、いろんなところで大事なこととして必ず出てくるのが、「無償の愛」です。「条件付きでない愛」と表現される場合もあります。
何の見返りや条件もつけない、純粋な愛のことです。
人は本来、この無償の愛を持っており、それを思い出すために何回もの生を繰り返すと言います。
しかし、現実にはそれがなかなか難しい。
赤の他人に対してどころか、身内や家族、妻や子供に対してでさえ、暗黙の見返りを要求するような条件付の愛を示すことが多いのが現状です。少なくとも私は。
「こんなに色々やってあげているのに・・・」
「こんなに相手のことを思っているのに・・・」
「いい子にしていたら褒めてあげるよ」
いろんな本で、やってはいけないこととされているにも関わらず、心のどこかにそんな思いが強く残っていることは否定できません。
理想と現実のギャップは大きいです。
でも、そんな自分が自己嫌悪に陥ってしまうことだけは避けたいと思っています。
歩みは遅くても、少しずつ前進したい。
そんな自分を一番応援して欲しい人は・・・やっぱり自分。
ジュピターの歌に、こんな一節があります。
「夢を失うことよりも悲しいことは、自分を信じてあげられないこと」
ずーんと来ます。