またまた忘れた頃にやってきた、土地探し秘話の続きです。(笑)
良いところが見つからず、途方に暮れていた私たち。
そんな時に、都市公団(当時)が売り出した宅地のチラシが目に入りました。
おおっ!こ、これは!?
価格帯が、リーズナブルでばっちりではありませんか。
しかも、ニュータウンの中でも高級そうな丘の○という区画!
そこは電気や電話も埋設され、電柱の無い、すっきりとした街並みで、以前から憧れていたところでした。しかも近くにはとってもおしゃれな小学校があるんです。
これはいくしかない!
都市公団の宅地販売は、一定の申込期間があり、その間に申し込んで、申込者が複数いる場合は抽選となります。どの区画を選択するかが非常に重要になってきます。少しでも倍率が低いところを!
申し込み期間中の週末は、何度も行きました。ええ。そりゃ、気合が入りまくりです。
ホームページで公開される区画ごとの倍率を睨みながら、最後まで粘る戦法です。
そして、申し込み最終日の締め切り10分前に決断しました!
ちょっと予算オーバーになりますが、ここなら倍率3倍!
# ちなみに最初狙っていたところは30倍以上になってました。
そして、締め切り。
その数時間後は、もう抽選会です。
当然、抽選会に参加。なんと一番前の席に陣取りました。
数字の入った玉を入れて回す、あのTVでよく見た抽選シーン、そのままです。
我が家の番号は2番。3倍なので、当たる確率は1/3です。
そりゃ高いですよね。野球で言えば、3割3部3厘ですよ!
そして、ついに来ました。我が家の選んだ区画の抽選!
玉が3つ入れられ、カラカラ・・・と回されます。
出ました!
「1番」
読み上げるおじさんの声が、そう言いました。はっきりと。。。
その後のことは、もう書くまでも無いでしょう。
頭にきたのは、抽選会場から足早に出る私たちに、○○○ハウスの営業さんが「当選されました~?」なんて売り込みにきたこと。無神経この上ない!
ところで、一応私たちは補欠扱いとなりました。
当選した方が辞退した場合、権利が回ってくるわけです。
その一縷の望みが絶たれたのは、ハルが生まれる約1ヶ月前のことでした。。。
(つづく)