煙突外壁と事情聴取(着工89日目) | タケシのありのまま日記

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今日は現場に行ってきました。
警察署に行く用があったので、その途中に現場に寄ったのです。

で、煙突外壁が一部張られていました!
まだ少しですが、結構いい感じ。全部張られるのが楽しみ~。
それから、外壁用塗料と思われるものも置いてありました。天気が崩れませんように。。。

そして、その後、警察署に行きました。
例の事件で、施主から話を聞きたいということで刑事さんから呼ばれていたからです。
刑事課に通され、案内された部屋は、いかにも「取調室」という感じのところ。
狭く薄汚い部屋に、Tの字に机が置いてあり、椅子が3つ。
まさにドラマに出てくる取調室そのものです。
そんな場所に、私とひなとはる、三人でお邪魔したので、なんだか場違いな感じ。。。

で、刑事さんから事件の経過について説明がありました。
現在、容疑者は逮捕され拘留されていること、容疑者は現場に行ったことは認めているもののペットボトルを置いたことは否認していること、そして容疑者は大工(!)だということなどを聞きました。
容疑を否認しているので動機まではわかりません。ただ、指紋などの証拠があり間違いないそうです。

それから警察のほうで、例のペットボトルと同じ物を作り、実験をしたそうです。
ガソリンを入れるわけには行かないので、中身は水ですが、同じようにロケット花火を貼り付け火をつけたところ、ペットボトルに穴が開き、もし中身がガソリンならば引火は間違いないことが確認できたとか。今回の場合、導火線の途中で火が消えましたが、それは非常に幸運だったようです。

その後、施主の立場からの調書作成がありました。
家族構成から職業までは想像通りでしたが、土地はいつどういう経緯で買った、ハウスメーカーはどうやって知った、頭金は支払ったか、最初事件の話を聞いてどう思ったか、などいろんなことを聞かれました。そして出来上がった調書は、要するに「施主は、苦労して建てた家で放火未遂があり、非常にショックを受けていて、犯人は厳罰に処してほしいと思っている」という内容になりました。

それから、なぜ急遽逮捕できたかです。
前の話では、屋根がないと建物に対する放火未遂にならないということでした。確かにこれまでの裁判所の判例だとそのような判断だったそうです。しかし、今回は悪質だったため、裁判所が2×4の特性を考慮し2階床が出来ているので建造物と認定したため、逮捕状が出たとのこと。
もし、裁判でも有罪になれば初のケースになるとか。

今後は検察に送られ起訴される見込みです。
裁判の結果がどうなるか、注目ですね。。。
でも、容疑者が本当の犯人ならば、自白してほしい。動機が何だったのか、気になります。