仕事をしていて、大事なことって「意欲」(やる気)だとつくづく思うんです。こんなこと言うと、「根性論」とか言われたんですけど、そうじゃないって確信してます。

 自分にも他人にも実力以上のことや出来ないことを求めているわけではなく、出来ることをする、当たり前のことをやりきる、たったこれだけのことが出来ていないことに驚いているんです。

 それが出来ていない状況を自分と仲間を客観的に分析すると、「やる気」に行き着くんです。やろうと思えばできる、あるいは100%になるように細かい所まで拘れば達成できるが、そこで手を抜いてします。何故手を抜くのかというとそこまでする「やる気」がないからなんです。

 勉強でもそういうことあります。算数の計算問題とかそうです。最後まで見直しをすれば必ず100点をとれるような問題でも、気を抜いたり適当にしてケアレスミスで点を落とす。費用対効果を考えて、手を抜くんです。これもやる気の問題です。

 ここで気づきました。「やる気」を失わせるものを。それは、

「費用対効果(コストパフォーマンス)の意識」

 です。

  自分の時間と労力に価値を決め、「割に合わない」と判断すると途端に「やる気」を失って、雑になってしまう。「コスパ」の意識は何かに取り組む上で大事なことですが、こと、自分の行動に対しては「やる気」を損なうものであり、考えない方が良いと思いました。結果的に自分が損するので・・・