〜その日、確かに僕らはひとつになった〜
2023年3月25日…それは僕にとって一生忘れられない日になるだろう。
なぜなら推している声優ユニットであるRun Girls, Run!がこの日最後のライブを行ったから。
場所は代々木山野ホール。当日はあいにくの雨であったが、それもまた思い出の一つ。
この記事では主に本当に最後である夜の部について書こうと思います。
夜の部の僕の席は11列の25番。昼の部では17列の2番であったから前とは逆側から見ることになった。
スクリーンが暗くなると共に割れんばかりの歓声が上がる。そう、このライブは声出し可能だ。僕は声出し可能のライブに行くのが初めてで、最初の声出しライブがRun Girls, Run!で本当に良かったと思っている。
始めに流れたのは3人の映像。今までのMVを編集したものだった。そして遂に彼女達が最後の舞台に姿を表す!オープニングを飾るのは【カケル×カケル】…彼女達の代表曲だ。
ここで来るか!と思い、隣の幼馴染を見ると彼は既に泣いていた。しんみりしたのも一瞬のこと、僕は湧き上がる高揚感に身を任せライトを振り飛び上がっていた。
次に来るは【スライドライド】
ランナー達が指を天に向かって伸ばしている。間奏のはやまるの部分は今まで聞いたことのないくらいの気合の入り方だ…!そしてもっちーの「ラスト行くよ!」の声に合わせボルテージがブチ上がる!
そして満を持しての【キラッとスタート】
彼女達を深く関わりのあるプリチャンの初代OPだ。思い出深い曲であるがコールについていけなかったのは今考えるといい思い出だ。まだまだひよっこなのだと実感する。
MCになり、僕は「よーいどん!」「こんもちは!」「ここんにちは!」「ごきげんよう!」と叫ぶことが出来た。この時の気持ちは正直言い表すことが出来ない…会場を煽るはやまるは格好が良かった。
場も温まった所で流れたのは【プリマ☆ドンナ?メモリアル】
この曲の振り付けはやっていてとても楽しい…この頃には全身が汗びっしょりになっていたのを覚えている。曲のラストの手前でバレエのように回転する所のあっちゃんは流石のキレだった。
次いで【Go!Up!スターダム!】
僕たちはみんな小さな星で、輝くために産まれてきたんだ…聞いているだけで元気が湧いてくる。ジャンプする所では会場が1つになったような気がした。拳を振りかざしてコールする。
さて次は…!?こ、この曲は…僕と友人がRun Girls, Run!に出会うきっかけとなった曲…!?
【キラリスト・ジュエリスト】!?!?!?
僕と隣の彼は絶叫した。最後に聞けるとは…
踊りながら笑うはやまるの可愛さに心が溶ける…楽しそうに歌うもっちーに涙腺が緩くなる…
キレが凄いながらも上品に舞うあっちゃんに目が奪われる…最高の瞬間であった…!この曲がなければ出会うこともなかったと考えると感謝してもしきれない。
MCが終わり、流れるのは【四季曲】
これは恋する女の子の目線で描く春夏秋冬にちなんだシリーズであり、Run Girls, Run!の目玉の1つと言っていいだろう。四季とあるが、明確な順序はなくそれぞれの解釈によって展開や意味が異なるのは天才としか言えない。これは大体昼夜公演で2曲づつ歌っていたのだが、今回は四季全て歌ったのには驚きであった。
今回の四季曲でとにかく言いたいことは【夏】の【水着とスイカ】でのあっちゃんのダンスのキレである。他2人が歌う間ソロで踊ってるのだが、これがとにかくヤバイ。めっちゃヤバイ。録画している人は確認してほしい!持ってない人は見せてもらって確認してほしい!誰推しとか関係ない!水着とスイカでは厚木那奈美に注目しろ!いやホントまじで!!!
かと言ってはやまるともっちーも蔑ろにしてはいけません。みんな最高に輝いているので。
以上!!!!
お着替えタイムに流れた映像…3人の手紙と青春アルゴリズムがマッチしてめちゃくちゃエモかった!もっちーの「わたしがいちばん、わたしのファンだから」って所で森嶋優花ァ…ってなりました。なんだよお前…格好良いかよ…好き…
ここからは格好いいゾーン!
流れたのは【蒼穹のBlue Grandia】
青のペンライトが幻想的で綺麗でした。あっちゃんの「こーこーにあーる!」大好き。
次はお待ちかね【Break the Blue!! 】
もっちーのカッコ良さが光る!
はやまるの「ゲェェェイ!」からしか摂取出来ない栄養がある。
ランナーみんな撃ち墜としてるし、断ち切ってんな!
そして【Share the light】…
正直色々な事情でやることはないと思っていただけに昼公演でのどよめきが凄かった。
ありがとう…それしか言葉がない。
赤色のステージが滅茶苦茶映える曲!
お着替えしたのも新衣装!今までの曲のタイトルが付いてるとかエモすぎる…!
ここからはソロコーナー!2曲メドレーだァ!
先頭はもっちー!圧倒的可愛さに敗北。
僕は森嶋優花さんのファンなのですがこの時にもっと惚れ直しました…【感情にダッシュ!】は神。この時に後ろのRun Girls, Run!のロゴがオレンジと紫になっていたのは紫藤めるって…コト!?
次にあっちゃん!
しっとりとした曲で疲れている僕たちを癒してくれるのは女神としか言えない。改めて見るととてもスタイルがいい…手脚長い…神が造り給うた芸術品…
ラストははやまる!
静からの動でテンションぶち上げるのは流石です。はやまるは格好いいのが最高だよ…!
点とミライでの煽りはボルテージブチ上がりましたね!!!!
ん……?暗転したからMCか?
…いや、このイントロは!?【RADIANT】…!
赤色つながりではやまるから続けてきたかー!流石やで!!
はやまるの「さぁ!いこう!」の後の静寂…
からのランナーの雄叫び!!!!!
僕も腹の底から声を出しました。
水分補給を促してくれる厚木那奈美様はやはり女神。ランナーサウナ部結成してしまう…!
いよいよ後半!このフォーメーションは!?
【Believer Switch】だーー!!!!!
推しがカワイイ!!!!正しく雨の山野ホールにぴったりの曲!僕も彼もみんなスイッチを押しました。もっちーの「YES!」が狂おしい程に僕をかき乱す…森嶋優花ァーーーーーー!!
そして最後にはこれ!【無限大ランナー】
ここにいるみんなが無限大ランナーだ!!!!
サビの振り付けを泣きながら無我夢中でしていました。僕の個人的に1番好きな曲なので、聞けて嬉しかったし一緒にコールも出来て最高の時間だった!!!うっ!はっ!うっ!はっ!
そして3人が挨拶をし舞台からいなくなる。
するとその瞬間から始まる「Run Girls, Run!」のコール…!僕も友人もみんな腹から声出して3人がまた出てくるまで叫び続けていた。
アンコール一発目は【never-ending!!】
いや泣きましたよ。前にこれがアンコールで流れたら泣くとか語り合ってて、まさにそうなったのだから。物語は終わらない…終わらないんですよ…
みんなで写真を撮り、3人からのお手紙タイム。
昼公演と内容が違うので驚きました。
あっちゃんは本当にらしい真面目さで、最初という重圧を振り切って感動を届けてくれました。
はやまるは昼公演と1番違うので驚きました。Run Girls, Run!に文字通りの青春を捧げて得たもので一等星になってくれ…
もっちー…「みんなへ」なんて卑怯だろ…
このお手紙で本当に森嶋優花はいい女であると再認識することが出来ました…この辺りで僕の涙腺は決壊しむせび泣いていたようです。
泣くと思ってたけど泣かずに読み終えて、やっぱりリーダーなんだなと思わせられました。
ランガと、ランナーのみんなと一緒だった時間は一生の宝物だ…!
そして最後の曲!みんな待ってた
【ランガリング・シンガソング】!!!!
これはヤバイ。コールが楽しい!!!!コロナもあり、初めて?のコール有りがこのファイナルライブとかもう…ダメでしょう…!
はやまるの「みんな言い残してることあるんじゃない?」が滅茶苦茶刺さりました。
最後のジャンプポイントでは各自最高高度に達したと思う。
ランガリングRun!シンガソングSing!
ランガリング・シンガソングが終わるとほぼ同時に始まるRun Girls, Run!のコール。これには3人も堪えていた涙が溢れ出す…
あっちゃんが主導して会場を煽るのが本当にもう…だめ…Run Girls, Run!最高!!!!!!
この瞬間、山野ホールはひとつになっていた。
そして流れる【カケル×カケル】
Run Girls, Run!といえばこの曲!!
だから最初に持ってきたのかー!!!!!!
人生で1番ジャンプして手を叩いた気がします。
駆けるよカケル駆けるんだ…彼女達が走り続ける限り、僕たちは追いかけていきます!
そして本当に最後の最後。
特典会も終わり、最後の瞬間。
僕は彼女達に声をかけました。
「ありがとう、またね!」と。
さよならではありません。
僕の愛したRun Girls, Run!はゴールしたけど、
彼女達は次のスタートを切ったのだから。
「位置について、よーいどん!」
新しい道の先で…またきっと会えるから。