"嫌気性菌は非淋菌性尿道炎の原因になるといわれる。との種の菌も、特殊培養を行なわないと検出されない。一部は性行為でうつるらしいが、各種の抗菌薬の飲みすぎで、他の菌がいなくなってしまい、最後に残ったという形で現われてくる場合もあるようだ。このようにして現われるのを「交代菌」という。
カンジダ(Candida、真菌)も、特殊な培養法で検出されカンジダ外陰炎や膣炎を起こす。女性では抗生物質大量使用後等にみられるが、性行為により男性に感染させることがある。逆に男性の泌原器カンジダ症が、女性にうつることは、まれのようである。男性の場合、症状は尿道炎か、亀頭・包皮を中心としたいわゆる亀頭包皮炎である。これは、難治であるが、症状はあまりひどくはない。局所からのカンジダ菌体が発見されて、特有の白苔状の炎症があると、まずこの病気だと診断される。
性病ではないが性器にかゆみがある病気の診断と治療③
妊娠二十八週と三日の妊婦です。最近帯下がふえて、外陰部にかゆみをおぼえています。定期健診で膣カンジダ症といわれ、治療を受けています。これは赤ちやんに感染したりする心配はないでしょうか。
この病気は、妊婦とかがんで化学療法を長期間受けている人、糖尿病、ビタミンB2欠乏症などの人に多くみられる病気である。
黄色い帯下の増量と、外陰部の強い掻淳感、灼熱感があり、帯下も豆腐カス様であることが多いのが特徴である。
全身的な感染症もあるが、膣内のみの場合は十日から十四日程度の局所治療で治癒する。" クラミジアpcr法を解説
