安保法制成立・その2 | 函館から ファイティング・レイのブログ

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 安保関連法案の成立過程を見ていると、ある事例に重なって見えます。
 それは、ナチスが政権を獲得し、ヴァイマール共和国がドイツ第三帝国になった過程です。
 ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)は選挙で合法的に第一党になり、アドルフ・ヒトラーはパウル・フォン・ヒンデンブルク大統領から首相に任命されます。
 その後、ヴァイマール憲法の「緊急命令権」条項を活用して大統領に「緊急命令」を出させ、更に「全権委任法(授権法)」でヴァイマール憲法を骨抜きにして、ナチス以外の政党を非合法化、大統領亡き後「総統」に就任しました。
 現在の安倍晋三政権も、選挙で「一党独裁」を実現させ、「日本国憲法」を改悪して「戦争が出来る国」を実現させる事を目標にしています。
 それだけは、あってはなりません。