始めたきっかけは、今になって思うこととして、個人投資家の参入を煽る記事に踊らされたといっていいでしょう。
1990年代後半からのITバブルにより、2006年のライブドアショックまで国内の株式マーケットは右肩上がりの時代であり、特にIPO銘柄においてはその傾向が顕著でした。
ここぞとばかりに個人投資家をターゲットとして様々なマーケティング活動が行われ、個人でもそれなりのテクニカルツール等を使用できるようになりました。
当時は上場した途端に買えば数日間ストップ高が続くことなど茶飯事で、確かに初心者でもうまみのある市場でした。
しかし市場全体で考えればあくまでゼロサムゲーム。よってここでもパレートの法則(80対20の法則)というのが成り立っているわけです。
つまり20%の人が全体の80%の利益を独占する。
ちょっとした経営ないし経済の活きた知識があれば容易に理解できたことです。
そして個人投資家が開設するような証券会社には基本的には、より精緻な分析機能や情報をもっと専業のプロの投資家が雇用されているわけです。
つまり、個人が使用できるツールや情報など、プロから見れば痛くも痒くもないもので、結局プロが儲かる仕組みに個人投資家は利用されているという構図になっているわけです。
しかも、日本は投資の世界ではまだまだ発展途上のようですが、実績のある欧米の百戦錬磨のプロ達といきなりガチンコ勝負をしていたわけです。
数を重ねれば重ねるほど、個人では基本的には勝てません。そんな中でも長年勝ち続けている人がいるみたいですが。
これって何かに似ていますよね。
そう、百戦錬磨の大企業と創業したての中小企業(個人事業主)。
小さいなら小さいなりに勝ち方ってあるわけです。
例えば、数億円の投資をしているプロ(ノルマもかなり高額)は、決済するのが難しいと思いませんか。
そもそも参入の段階でだいぶ絞られると思います。
結論として、大企業と中小企業では、そもそもポジショニングの段階で市場が被らないわけです。
ただそうとはいっても中小企業が生き残るのは難しい。だからこそ私はそこに会計士(税理士)としてビジネスのチャンスないしニーズがあるとおもうわけです。
もうとっくに数字を算定するだけの代理業務だけでは食っていけなそうですしね。
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