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監査法人勤務なし、会計士合格者の開業への道

会計士試験に合格しても監査法人に就職できない筆者が、開業に向けての日々を綴るブログです。


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今年も会計士試験合格者のうち、監査法人に就職できた人とそうでない人がある程度分かってきたと思います。

今年は過去3年の中でもさらに厳しくなったかもしれません。
大学在学生でも内定がない人が普通におりますし。
ちなみに去年は24才くらいなら普通におりました。

聞いた話を含めてここ5年をざっくばらんに考察すると、
07 ほぼ全員が無条件で大手に収容
08 大半は大手に、30才以上でも面接入れれば中小には収容
09 大手に過半数 対策次第では年齢・職歴の壁も比較的破れた 就職難民問題発生
10 監査法人自体少数派 過半数が就職難民へ
11 採用数さらに減少 もはや本当に欲しい人しか採らない

こんな感じでしょうか。
試験自体が09から難化しつづけ、就活は08から難化し続けている気がします。
またこれは景気と連動ないし、新卒の一般就活とも連動しているでしょう。

合格者の最大の関心事として、試験の難易度とかまったく関係なしに、まず受かって大手監査法人で働けるかどうかであることは間違いありません。会計士の方でその後他の分野に進出される方でも、そこでの経験や人脈を否定する人はほどんどおりません。給料・体裁・恋愛・結婚等総合的に考えても、多くの人がまずは大手監査法人に就職したいというのは当然かもしれません。そのために、一定期間ろくに仕事もせずに高い受験料を払ってバカみたく勉強をしてきたわけですから(もちろん例外はいますけど)。

それで監査法人に入れた人は現段階では予定通りで特に方向転換する必要はありませんが、入れなかった人はいろいろな事を考え行動しなければなりません。

だいたい未就職の人の行動パターンは以下の感じではないでしょうか。

1 キャリナビやリクルートエージェント等を通じて、要件をみたし知名度の高い企業に応募する

2 要件をみたし上場しているところに応募する

3 要件さえみたせばよく、他の条件には目をつぶる

4 要件を諦め、力のつきそうなところに応募する

5 もはや雇ってくれればどこでもいい

6 条件がよくなるまで家でじっとしている

7 海外での就業を考える

8 ほかの資格の勉強を始める

9 バイトで食いつなぐ

10 ギャンブルにハマる


ちなみに補習所は監査法人勤務者以外の人には、いろんな意味で厳しいです。(聞いた話も含みます)

1 講義自体がほぼ監査ばっか、よって考査もそれが中心(実務ベース)

2 考査と呼ばれるテストをクリアしないと修業できませんが、監査法人勤務者以外の就業者は基本土曜クラス(そもそも平日18時前に帰らせてくれる企業なんてめったにない)で、考査は日曜の朝からか昼からなので、土曜一日補習を受けるとなると勉強時間の確保が困難。しかも考査の基準自体が年々難化しているらしく、合格点を取れなかった場合は追加でお金(確か1万以上)を払って追試を受けることになる。ちなみに考査の回数は10回。1年目の7月とかは平日家に帰ってからと土日は全て勉強で埋まる。

3 監査法人勤務者以外は補習所や合宿費用や登録費用が自腹

4 通常の平日クラスでは監査法人勤務者と未就業者がごっちゃ混ぜになっている

5 監査法人の上司とは違い、一般企業では補習所とかあるいは会計士試験の勉強をしてきたからとか、そもそもそれを分かる人がいないため、家帰って勉強とか土日勉強とか白い目で見られる。やってる本人としても何のためにやってるか、もはや趣味としか言いようがなくなる。


士業とかから離れて、ほかの業種や会社から見れば当たり前といえば当たり前ですが、未就業者(監査法人勤務者以外)というのは監査法人勤務者と同じ試験に受かったわけですし、補習所等でも監査法人勤務者と顔を合せ会話することになるため、余計にいろいろと比較してしまうのかもしれません。

いったい何が違うのか

本当にこの人はすごいとか本当にこの人はダメだとかいうのはごくごく少数派ですから

ただ長い目でみれば人間、落ち着くところに落ち着く気がします。