ブログって、やっぱり自分の性にはあっていないと思う。

なんて始まり方じゃ不安になるか。

でも何か気軽に長文を書く事が苦手です。とても時間を掛けてしまいます。

更新頻度が遅くとも、毎回ギュッとしたものを書こうという決意でどうか許してくれ。

なんて。



先日こんな動画が上げられました。


ストリート甲子園でお馴染みになった千葉のアーティスト集団、北口ナインだけど、何と僕その北口ナインに新入生として加入する事になりました。

北口ナインは、本当に僕が大好きな人達なんだ。アーティストとして、それ以上に人として。

だからみんなにも絶対に愛してもらいたい人達。彼らも僕も思っているように、もっともっと沢山の人と繋がって、大きくして、何かを起こしたい。

これからは一員として、より深く出来たらなと思ってます。関わってきた時間に差はあるけれど、僕もみんなと足並み揃えて進みます。どうぞ宜しく。



これで僕に3つの軸が出来た。

自主イベント「一色(ヒトイロ)の音楽部屋」。

千葉のアーティスト集団「北口ナイン」。

東京の88年生まれアーティストイベント「スエヒロガリなフェス」。

来年からはこの3つで動かしていけたらって思ってる。熱い人達しかいないもん。きっと中心に出来る。

ワクワクするね。一気に3つもグラウンドを持てたから。それぞれがそれぞれで、注目されるようになるといい。

色んな人巻き込んでさ、また元気になってく姿が見たいよね。

来年はきっと楽しい年になるね。
沢山夢を抱きながら、考えてゆきたいと思います。兎に角期待していてくれると嬉しい。

やっとこさ。お待たせ。

一色(ヒトイロ)の音楽部屋、昼夜連続版、本当に素晴らしかった。みんな本当にありがとうね。

いつも通りの昼は、吉田浩之、森本真伊子、あざらしと。

吉田さんとはスキマスイッチの「全力少年」をお客さんも巻き込んでセッション。そして最後には「渇いた指先」をピアニカでセッション。

もりまいはユーミンの「守ってあげたい」が素晴らしかったな。最後はピアノ2台での「第三者」。

あざらしは本当最高な奴。彼の掛け声で演者が集まって、「ルージュの伝言」を大合唱しちゃうんだもん。最後は彼の大事な曲、「君の掌」をエレピでセッション。

そんなグルーブもあって、僕のステージでは自らピアニカ吹きに来てくれたお客さんも現れて、「雨のち晴れ」をみんなでぶっつけセッションしたり。

面白いよね。楽器を合わせる度に、みんなの顔が変わってくんだもん。もっともっとやりたい事が浮かんじゃうなぁ。

昼間が素敵だったから、夜に向けてのいいエンジンになって。

夜はNOPPIN NOPPIN、月がさ、オリバーと。

初めて音楽部屋にバンドを呼べたから、夜はガッツリなコラボをしたんだ。それぞれリハーサルにお邪魔してさ、この日限りのスペシャルな楽曲を作ったの。

ノッピンとは「HYPER WORLD」にオルガンを加えて。ロックチューンだから、ロックな音でぶつかった。フロさんとソロバトルもしちゃったりなんかして。

月がさとは「予感」にピアノを乗せてみた。月がさにピアノって意外かも知れないけど、渋くて格好良かったんだから。メンバーみんな凄く気に入ってくれて、嬉しかったな。

オリバーとは「アンサンブル」で、ドラムを叩かせてもらった。みんなの驚いた顔が、実は忘れられなかったり。オリバーのお二人と、演奏中笑い合ったり。

間違いなくまずは僕が楽しんでいたよ、誰よりも。

みんなにも伝わったのかな。僕のステージの時には、みんな本当にいい顔していたんだ。良く覚えてる。

思いっきし歌ったなー!って思うもん。凄く気持ちのいい空間だった。

アンコールではもう一度音楽部屋の原点を伝えたくて、ホールに降りて生音でスピッツの「空も飛べるはず」を全員で大合唱。あんなに大声でみんな歌ってくれて、なんて平和な空間なんだろうと思えたよ。

一日って、実は勢いで決めてしまったイベントだったんだ。だけどこんなに心の底から楽しいって共有出来たイベント、作れて本当に良かった。

音楽の根本って、こういう所だと思うんだ。みんなで音を鳴らして、その重なりに驚いて、踊って、酔い痴れて。

感じてほしかったから、思い出してほしかったから、そういうもの。だから始めたイベント。

不安もあったけど、間違いなくこれからの自身になったなぁ。これが定期イベントで、本当に良かったと思う。

次回は1月13日、偶然にもscene4の前だよ。また何か起こる気しかしないよね。

次はもっと面白い事に挑戦してみようと思ってる。楽しみにしていてね。名物イベントにしていくよ。

このイベントは僕一人で企画しているものだけど、みんなの力があってこそのものなんだ。

サンストのシラハタさんや愛さん、沢山のスタッフさん、アーティストの皆さん、そして来てくれたみんな、この場を借りて改めて感謝を伝えるね。

本当にどうもありがとう。

20日、21日と2デイズでライブ。

20日は森本真依子の鍵盤サポート。

元々ピアノシンガーな彼女。僕はそのピアノの上に更にピアノを重ねるという斬新なスタイルに挑戦。

そしてコーラスに以前レコーディングを任されたシンガーゆか。

面白かったでしょう?こんなスタイルだって、音楽にはありなんだ。そんな楽しみ方が、みんなと出来たらいい。

この日はこちらも何度もサポートさせていただいたヒルネヅキ兄さんのレコ発企画で、懐かしい顔触れもあったんだ。佐々木将太さんや、ふるたさんや。

参加出来て、一緒に"Thank you!"って言えて良かったな。

沢山サポート活動をしてきた事もあって、強い繋がりがこんなにも増えてきたんだと実感する。噛み締めて、大切にしたい。


21日はポラロイズのレコ発企画。


本当に嬉しかった。またポラロイズの企画に出れた事が。


ずっとお世話になっていて、僕自身ファンであるバンドだから。


何か愛が伝えられないかと思って、この日はポラロイズの"slow slow slow"をカバーさせてもらった。 喜んでもらえたかなぁ。

アコースティックのアーティストである僕がずっとバンドの関わりの中にいれる事。そこにはポラロイズとの関係があるからだと間違いなく思う。

音楽に垣根などないという事を、優しく伝えてくれるのがポラロイズだ。真っ直ぐに美しいものを求めているから。


ニューアルバムの"ima"も本当に素晴らしい。あの名曲達が、作品になって手の中にあるって、とても感動的だ。

ポラロイズはこれからそのCDを持って各地にツアーに回るんだって。帰ってきた時に、またいい話を聞ける事が楽しみ。

どうか素敵なツアーでありますように。

先日水曜日は志津 SOUND STREAM でライブでした。

10月の2本の内、1本目。

個人的にもりきこJUNNYさんとの再会が嬉しかった日。

最近「ソノテ」をオケ付きでやらせてもらってるんだけど、どうかな?珍しいでしょ、オケ使うの。

マルチプレイヤーとしての僕も、より知ってほしいなと思って。

ニューシングルとして出した「ソノテ」は聴いてもらえてる?前作よりもグンとパワーアップして、いい出来になってるでしょう?

早くみんなに、聴かせたいんだ。カップリングの「誕生日」も、本当にいいんだから。

次は21日、大好きなポラロイズのレコ発企画。

本当に楽しみで仕様がないんだ。

ポラロイズはそれでツアースタートだから、みんなで見送ってあげたいんだ。

僕も少しだけサプライズをしようと思ってる。

一緒に「願い」や「犠牲」を聴けたらいいな。
随分更新していませんでした。

何となくブログの使い方がわかんなくなっちゃって。ごめんなさい。

先月は新しいCDを出して、沢山ライブハウスを回ったりして、色んな新しい思いが芽生えたり、それと向き合っていました。

一色(ヒトイロ)の音楽部屋というイベントを7月から始めて、11月には昼と夜の連続開催なんて大きな事になって。

詳細が決まったら必ず伝えるから、もう少し待っててね。

取り敢えず今日は今月のライブスケジュールを伝えようと思った訳で。

最初は10日、志津SOUNDSTREAMで。

そして21日には大好きなポラロイズの企画に誘われていて。

今月はこれだけ。少ないけど、CDまだ手に入れてない人なんかも、是非来てもらえたらなって思うよ。

メルマガっぽい事もしたくてさ、hitoiro0611@gmail.comっていうみんなと自由にメール出来るアドレスもあるから、直接メール欲しいって人は是非こっちにメールしてくれたら。

あとは毎週火曜日20:00から、千葉駅前で路上ライブもしてるから、そちらも是非。

取り敢えず、今日はこの辺で。
祖母の体に腫瘍が見付かって、手術をしたそうだ。

幸い発見が早かった為、手術は無事成功、大事には至らなかった。

祖母はもう94歳になる。これからが本当に心配だ。正直、もう長くは生きられないのだろうと益々感じる。

心配だから、祖母の住む兵庫まで行ってきた。もう退院をして、祖父と二人、自宅で普通に生活をしていた。

思っていたよりは元気で、何でも自分で動かずにはいられない祖母は、孫が来てくれた事を喜んで色々お世話をしようとする。

なるべく色々手伝えたらという思いで行ったが、やり過ぎてしまうと祖母は無力さを感じてしまうから、祖母がやろうとする事は奪わずに、お客さんとして甘えるようにした。

端々で生活に変化が見える。毎度自炊していた食事は、お弁当に変わっていた。手入れされていた庭は、雑草でまみれていた。全く動かなかった祖父は、祖母の為にいつも動き回るようになった。

出来なくなっている事が増えているんだ。

そういうものを見る度に、涙が零れそうになるのを堪えながら、笑って草むしりをした。

宝物なんだと、色んなものを見せてくれた。50巻もの世界文学全集、名画の絵画集、捨てるのは悲しいから、好きなものを持って行ってと。

大好きだった切手集が見付からなかった。息子に売られてしまったんだと言い出した。

僕はそんな筈はないと思った。こういった物が見付からなくてする被害妄想は、認知症の典型的な症状だ。

大事にしてたのにと嘆く祖母に、どう説得すればいいかがわからなかった。

少し動いただけで疲れてしまう祖母は、座りながらうたた寝を始めてしまう。

情けないなと祖母はぼやく。長生きもいい事ばかりではないのだと。消えない染みの痕を見ながら言う。

否定とも肯定ともつかない曖昧な返事が、口から洩れてしまった。無責任な励ましは出来ない気がして。

話を聞かせてもらおうと思った。何度も同じ話を懐かしそうに繰り返す。毎度同じように頷きながら聞いていた。

彼女にとって、死は本当に現実なんだ。絶望と希望、恐怖と安心の狭間で毎日生きているんだ。僕が隣にいる事は、会えた喜びでもあり別れを感じる悲しさでもあるのだ。

ポラロイズの「アナウンスと記憶」がずっと思い出された。

 彼女は遂に忘れてしまった 暮らしてきたその風景を
 悲しいような懐かしいような 不思議な目をして見ていた
 僕は彼女の横に座って 温かい手に触れていた
 記憶じゃなくて感情じゃなくて この思いは何だっけな

せめて一緒に笑う時間だけは、失くさないようにしなければ。

帰る直前、僕が生まれた頃のビデオを一緒に観た。

無垢な兄や、柔らかく仲のいい両親、若く元気な祖父母が映っている。僕の知らない、家族の風景。喋る事も出来ない自分の姿を観る僕は、立派な歳になっている。

少し冷えた今の家族を思いながら、長く過ぎた時間を考える。取り戻したい時間を考える。

堪えてきた涙を抑えるのが限界に近付いて、僕はそろそろ行かなくちゃと言った。

外まで見送ってくれた祖父母に手を振って、歩きながら泣いてしまった。

戻らない時間はどうしようもないけれど、今ある時間は大切にしなければいけない。

またすぐに会いに来るよ、おばあちゃん。別れ際のその言葉を、嘘にはしないよ。
先日日曜日は、僕初めての昼イベント、一色(ヒトイロ)の音楽部屋というイベントをやりました。

どこまでもアットホームで、かつ僕にしか出来ないイベントが出来ればという思いで。

ホールにステージと客席を一体化させた空間を作って、部屋のように飾って、色んな楽器を並べて。

出演頂いたアーティストそれぞれとセッションをしました。

清広さんとはピアニカを使って「ヒカリトカゲ」。

あざらしとはギタレレを使って「朝の光から」。

坂井秀成さんとはカホンやタンバリンを使って「summer time」。

ぶっつけ本番。その場で出来上がったものの面白さがあるね。

お客さんともセッション。日用品を使って。

そしてその日限りのピザなんかも出して。

どうだったかな。まだまだ育てていかなきゃならないイベントだけど、少しずつみんなの話題になればいいな。

そう、これから育てていくんです。つまり、定期開催していく事になりました。

隔月、第2日曜日。2回目は9月9日、3回目は11月11日。

もう次にどんな事をやるかも決まっています。ちょっとずつ新しい要素を加えながら、僕にとっての中心イベントにしていきます。

どうぞ宜しく。僕の部屋にご招待します。一緒に音楽で遊びましょ。
q.e.d. vol.02、終わりました。

早くから色んな構想を練り、準備をして、だからいつにも増して思い入れが強くて。

イベントに対して何だかわからないけどドキドキする事がある。それがq.e.d.だった。

吉田浩之や一色(ヒトイロ)ではなく、q.e.d.に対して楽しみにしてくれる人達が増えたのは大きな進歩だなぁ。

みんなの笑い方見てるとわかります。そういう風に期待してくれていた事。

嬉しかった。一つの目標だったから。

僕は初めて一色(ヒトイロ)バンドを組みました。行司君、佳苗ちゃんっていう素晴らしいメンバーに支えられて。

僕にしか出来ないバンド、ソロだけじゃない良さ、そんなものを伝えたかった。

きっとみんな気に入ってくれたよね。これからバンドでの活動もしていくから、期待して待っていてね。

ライブの中で沢山嬉しいお知らせをしました。その事については、今後の予定として改めてまとめたブログを書こうかと。少々お待ちを。

昨日したかったのは、ライブという空間の証明。その意味を再確認する事だったと思う。

q.e.d.という歌の中にもあるけど、それは触れ合えば簡単に見えてくる事なのかも知れない。

そしてその答えはまたすぐ覆されて、また新しい答えを手に入れて。

その繰り返しな訳だ。素晴らしい事だ。

でもそれをする為には、やっぱり一人じゃどうしようもなくて。

僕らの気持ちに快く応えてくれた、ゆか、もりきこ、あざらし。
温かい声や笑顔で反応をくれたお客さん。
色んな形で関わってくださった全ての方々。

心を動かしてくれるから、心に向かってくれるから、だから新しい感情が生まれていくんだね。

ありがとう。

またこんなイベントが出来るように、少しずつ進んでいこうと思います。

どうかこれからも良き仲間であれますように。
の前に朗報を。

6月30日のq.e.d. vol.02、前売特典の限定CD、とても評判がいいので、当日会場での販売も行う事に。

価格は1枚¥500。どうしても前売券が購入出来ない方や、当日欲しくなっちゃった方の為の、手に取るチャンスです。いいでしょ?



さて、明日決まったライブについて、少しお話しようかと。

そもそもの始まりは路上ライブで。

ふと駅から歩いてきて止まってくださった方が、今回のイベントを企画された方でした。

ホームページからのメールでイベントにお誘い頂く事は良くあって。「YouTube観て気に入りました云々。」とかね。

でも「路上やるとお聞きしたので来ました。是非イベントにお誘いさせてください。」というのは初めて。

何と熱い方だろうと思い、そりゃあ心の中で即決。

そういう方が作られたイベントなので、自らで沢山イベントの為に動かれています。

こんな特設ページがあったり。
http://human-chord.jimdo.com/

都内近郊のライブハウスで、チラシを見たという方もいるかもね。

嬉しい。こういうスペシャルな出会いから関わっていくイベントというのは。

q.e.d.直前だけど、本当に楽しみ。何が起こるだろうかと。

きっと同じように、スペシャルな夜になる事を期待して。


●2012.6.27 (水) 高田馬場 四谷天窓
「Human Chord vol.1 -日常とは、人間が奏で合う素晴らしき和音。-」

オープン 18:30
スタート 19:00
前売 ¥2,000 (ドリンク別)
当日 ¥2,300 (ドリンク別)

w / 千佐 真里奈, 中前 伶音, 藤田 悠治

[特設サイト] http://human-chord.jimdo.com/
誕生日迎えました。

沢山の方にお祝いの言葉を頂けて、ひとつひとつその人との繋がりを考えたりして、それを考える度、掛け替えがなくて幸せな気分になりました。本当にありがとう。

誕生日を迎えた瞬間は地元の愛するライブハウスにいて。

必ずみんながいて、話が出来る場所。

今宵は路上ライブをして、いつものみんなが来てくれて祝ってくれて。

多分僕の根本で、自分を確認できる場所。

家と呼べるような居場所が、少しずつ増えてるんだと思った。囲まれている。生きている。

そういうものを積み重ねていくんだね。僕達は。

そんな事を思い出させてくれる誕生日でした。幸せです。本当にありがとう。

今年も皆さんと素敵な一年を送れますように。