あっという間に三が日は過ぎて、もう4日になった。
こんな調子でまた1年が過ぎてゆく。
『年の初めのためしとてーーー』で始まるこの歌もだんだん忘れられてしまうのだろうか?
一、
年の始めの例(ためし)とて
終わりなき世のめでたさを
松竹(まつたけ)たてて門(かど)ごとに
祝う今日こそ楽しけれ
二、
初日の光差し出でて
四方(よも)に輝く今朝の空
君が御影(みかげ)に比(たぐ)えつつ
仰ぎ見るこそ尊けれ
1番は覚えていたが、「ためしとて」とはどんな字かと調べてみたら、2番も出てきた。
歌の題は『お正月』ではなくて『1月1日』だそうである。
門松も、形ばかりになった。
国旗を掲げたおうちを1軒だけ見た。
しめ飾りをつけたクルマはすっかり見れなくなったし、凧揚げも晴れ着姿も、このあたりでは見ることも少なくなった。
家の中での、カルタとりなどもどうなのかな、我が家では無縁になってしまった。
御節も形ばかりである。
スーパーも2日から、普通の日と同じように営業して、むしろ普段より多い買い物客で賑わっている。
昔からの仕来りで、残っていくのは何だろう。
初詣と初日の出を拝むということぐらいであろうか。
その初詣も、昔からあまり行ったことがない。
逆に年末年始、定着しているのが帰省ラッシュとUターン、
ふるさとだけではなくて、海外へ出かける人たちも多い。
不景気とか何とか言うけれど、豊かになったことは間違いない。
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我が家の正月は、昨日までは賑やかであった。</a>
今日は一転静かである。
明日からは、もう仕事はじめである。