ちょっと前、『官僚とはどんな人たちなのか?』と言うブログをアップした。
霞ヶ浦の官僚はケシカランと言う批判が一般的だし、マスコミの報道なども極端である。
このブログに武雄市の樋渡さんが、『過去官僚』と題してこんなコメントを下さった。
『霞が関の官僚は悪の権化みたいな感じで言われることが多いのですが、既成の枠からはみ出している人たちもたくさんいました。この人たちがもっと地方に出てきてくれれば、もっと活性化すると思います。霞が関の脱藩官僚を増やそうと画策しています。昔は薩長土肥が江戸幕府を倒しましたが、今は有為な人材が埋もれている霞が関幕府から、人をはがそう、言い換えれば「脱藩」させようと画策しています。』
まったく同感である。
どうも、大きな組織とかそこで育っているそこだけで通用する慣習みたいなものを『体質』と言うのだろうが、
そんな構造、体質の中では、個人は無力であると思う。
どんなに優秀な人でも、そんな構造体質の組織の中では、個人の能力など発揮できないと思っている。
もともと、霞ヶ浦の中央官僚は優秀であることは当然であるから、もっと個人の能力が発揮できる場で働けばいいのだと思っている。
そういう意味では、地方行政などは最適である。
ただ、優秀でもただ優秀だけでなくて、『適正、不適正』はあるように思う。
『能吏』ではあっても、『リーダー』には向かない人も居る。
たまたまかも知れぬが、
武雄市樋渡啓祐、三条市国定勇人、箕面市倉田哲郎さん。
総務省出身のこの3人の市長さんは、ブログで繋がったりしたが、面白い。
面白いから『繋がる』のかも知れない。
こんな官僚の方は、いっぱい居るはずである。
どんどん『脱藩』されることを、お奨めしたい