もう野球のリーグ戦も終盤である。
海の向こうではイチローの200本安打にあと10本となった。
大きなプレッシャーだと思う。
他人ごとだがほっとする。
松坂は20勝できるだろうか?
日本のプロ野球は終盤に来てちょっと異変である。
あれだけ引き離していた阪神が、巨人の追撃にあって4.5差まで詰められた。
専門家は等しく大丈夫だと言うが、そんなこともないと思っていたら、
ここに来て3連勝、それもすべてさよなら勝ちである。
昨日など、いきなり今岡が2ランホーマーで、9回は押し出しサヨナラである。
それも彼の誕生日だとか。
そんな星の下に生まれてきたスターなのだと思う。
一方、オリックスのこの強さは、ホンモノだろうか?
今の時期だけをとったら、日本一かも知れぬ。
監督の采配も、選手の頑張りもあるのだろうが、あのスケールの大きいプロらしいホームラン攻勢は魅力である。
どちらも本拠地のように使っている、大阪の球場で(名前を何とか言っていたが)日本シリーズが出来れば、関西の野球ファンは万々歳である。
その可能性もゼロではなく、意外に高いのではないかと思われる昨今の両チームである。
然し、今では普通の人は切符が取れない状況になってしまった。
テレビで見るほかはないのである。
巨人阪神でも、アメリカ大リーグとの試合でも、日本選手権でも球場に行きさえすれば見られた時代が懐かしい。