環境問題が大きく取り上げられるようになった。
地球温暖化問題、CO2、ガソリン高騰など人々の関心も昂まってきている。
昨夜はNHKがこの問題を長時間番組で取り上げ、いろんな人たちや視聴者も参加して議論されていた。
この問題の解決に『個々の人たちや企業が意識改革して活動を展開すべき』か
『政府が規制強化して進めるべき』か二者択一のYES,NOの札など出したりしていた。
テレビの討論なので仕方がないと思うが、大体設問に無理がある。
どちらも必要だが、どちらかと言えば『規制強化』であろう。
会場の結果も視聴者もそんな傾向が出ていた。
3人に1人が関心があると言う環境問題、この50年の生活環境の変化が今の事態を招いているのである。
人々の生活や意識の変化を求め、それが実行されない限り効果は上がらないのである。
民間や個人の意識改革も当然必要だがこれは『政治課題』である。
政治が解決の方向を示唆すべきだと思う。
『法律を策定』し改善の方向を見出すことなしに、『規制なし』には解決しないと思う。
こんな大きな問題に政治が動かないなどは怠慢であるから、
論理的にも『規制優先』にならざるを得ないのではないかと思う。
私の身の回りで起こっている事柄で言えば、
『100万人のキャンドルナイト』などは自主的な活動だが、これで人々の生活態度が変わるとも思えないのである。
私が関わってきた、二輪車、バイクはまさに環境に優しい乗り物である。
交通渋滞も、ガソリン問題も、今駐車問題で都会の二輪車は苦境なのだが、今の4輪の幾らかが二輪に置き換わったら駐車場も余裕が生まれるだろうし、ガソリンも少なくて済むし、交通渋滞もなくなってかつ個人の自由度は失われないのだが、
こんなことを言ってみてもなかなか物事は進まない。
この春、後期高齢者の仲間入りをした。
枯れ葉マークか、落ち葉マークか、『もみじマーク』か知らぬが、車に貼れと言う。貼らぬと減点である。
あまり面白くないが、貼ってみるかと思ったが『売れきれ』で『モノがナイ』のである。みんなその方向に動いている。
やはり、『規制の力』は影響力は大きいと思った。
私自身の最近の生活態度はまずまずである。
昔ほど車には乗らぬし、パソコンの電源も6時には落として、電気を消して寝床の中でナイターなどは見るが9時には寝てしまう。
若い人は反対だと思うが、不夜城のような都会のネオンや深夜番組、
夜は寝るものと思っていたら昔とは全然違う生活パターンである。
これなど、『規制以外に自主的に変えるなど』とても無理だと思っている。