『隠善、坂本、脇谷、亀井』と並べてこれは誰ですかと言ったら、クイズにでもなるかも知れない。

これが昨日の中日戦の、大巨人の先発メンバー9人の中の4人である。
先発しただけではない。
チームのヒット12本の内6本を、
チームの打点9点の内6点を挙げる文字通りの大活躍である。

読み方もよく解らぬ『隠善』は育成選手からの育成で今期初先発、
3安打、3打点1盗塁の大活躍である。
年俸推定480万円は総年俸34億円のスター球団の中では異例である。


確かに、今故障の高橋や二岡や李などの比べたら小粒でまだ実力未知数かも知れない。
彼らが若し元気であったら、活躍の場はおろか、1軍のベンチもおぼつかないのではと思う。


最近ずっと言い続けているのだが、
張本さんがよく言っている『スター選手の大リーグの移籍』は『日本球界の衰退』に繋がるので『反対』という意見には『反対である』

その理由は
1.日本の野球界の底辺は広い。
2.そしてその実力は相当なものである。
3.古手のスター選手がポジションを占めているために活躍の場がない。
4.選手層の厚さに比して、球団数が少なすぎる。
5.桜井、浜中、林といった有望選手もなかなか出番がない。
6.そんな選手とスター選手の差は、ホンとはちょっとしかない。
7.もう永く活躍している選手は、ある意味魅力はない。
8.そんな選手は大リーグで新たな活躍の場を見つければいい。

そしてその対策は
1.球団数をもっと増やして、入れ替え制にすればいい。
2.サッカーのように地域性をもっと前面に出す。
3.テレビ放映も地方局と組んで最後まで映す。
4.FAは5年ぐらいにして、どんどん大リーグに出す。
5.高い選手を放出すれば、球団経営も楽になる。
6.新しいスターの卵は山ほどいるし、育成システムを確りと作る。

などである。
今の頭の古い経営者が邪魔だし、企業が母体と言うのも発展を阻害している。


昨日の巨人を見て、新たにまたそう思った。