ゴルフと言うスポーツを始めたのは45歳ぐらいだったから、もう30年にもなる。
止まったボールを打つ、どのように打つかは自分の判断である。
パターを除いて何を使うかも自由である。
状況判断して、最小スコアになるように自分自身をコントロールする。
それが出来れば、いいスコアに繫がることは解っているのだが、なかなかそれが出来ない。
それを難しくするのは、距離の魅力である。
ゴルフの大きな魅力である。
飛距離の魅力にはまってしまって、肝心のスコアを台無しにしてしまう。
ドライバーで真っ直ぐ距離が出たときは何物にも変えられない気分のよさである。
最近また年甲斐もなく、飛距離の魅力にはまっている。
道具もよくなったこともあって、結構飛ぶのである。
毎回コンスタントではないのだが、先週も370ヤードの2打目をピッチングで打てたりすると、スコアのことよりはそのことばかりがアタマに残ってしまう。
アメリカで上田桃子が大活躍である。
上田のドライバーが飛ぶらしい。161センチだから大きくはない。
女子プロを見ていると、小さいのに本当によく飛ぶ。
何故あんなに飛ぶのかと思うほど飛ぶのである。
プロだからアイアンやアプローチやパットが上手いのは当然だが、女子の体力であれだけ飛ぶのは技術だろうが、中でも体の柔軟性のような気がしてならない。
最近になって、『体の柔らかさ』の重要性に、今頃になって改めて気づいている。
年なのにドライバーの飛距離が落ちないのは、体が柔らかくなったからだと思っている。
毎日1時間ほど、暇に任せて何となくストレッチをやりかけて、5年ほどになる。
物心がついてから、今一番身体は柔らかい。開脚前傾はほぼできる様になった。
飛ぶようになって、ショットはよくなったのに一向にスコアが纏らない。
アプローチとパットがダメである。明らかに以前より格段に悪い。
これは技術ではなくて心構えが全然ダメな結果だと思っている。
今年になってまだ2度しかコースに出ていないが、5,6月には4,5回いくことになるだろう。
今年は、気持をちゃんと入れ替えて、ちゃんとやってみるかと思ったりしている。
先週は3OBで3パットを何度もしてグロス88だった。
目標スコアは、年齢プラス10=85である。
考えているだけでは簡単に出るスコアだと思っているのだが、それが難しいのがゴルフというスポーツである。