私は今年金生活者である、特に生活に不安はない。贅沢は出来ないが生活は出来ると思っている。
本財務相の塩川さんが年金について語っている。
実感として納得できるところも多い。
「基礎年金の6万6千円と言う支給額は財政上の理由から決まっているだけで老後の生活を保障できる額ではない。老後の不安が不満になっている。」
「老後の生活は政府が守ると言うことをはっきりさせる。独身で年200万円、夫婦で320万円」
「財源は全額税で賄う。消費税の増税でまかなう」
いろいろ難しいことはあるのだろうが、解り易い。
夫婦で320万円あれば、普通の生活は出来るだろう。
年金の話に、詳しいわけでもないのだが、塩川さんが現役引退して86歳の今もこのように新聞に登場し世間を引っ張っていることに敬意を表したい。
確りとした持論を持ち世に問うているスタンスがいい。
『政治家が第一線に立ち、あらゆる機会に国民に説明するべきだ。今の政治家は年金をきちんと勉強してきた人が少なすぎ、広報ができていない。』
塩川さんが言うのだから、現状はそうなのであろう。
年金問題などは、選挙の票など意識せずに本音で対応する政治家の出番だと思うのだが。