札幌に2年間いた。
道内に15ほどの支店があって、クルマで走り歩いたので北海道の道はよく知っている。
北海道の道は普通の道路でも高速道路並に走りやすい。スピードが出すぎるので事故も多いのも事実である。
そんな北海道にも高速道路はある。
小樽から札幌そして千歳から更に南へと続く中央の高速や、旭川までの道はよく利用したし、その必要性もよく理解できた。
今、道路問題が賑やかだが、政治家の腕力で造られた土建屋さんのための道路みたいながあるのも事実である。
鈴木宗男さんが作ったのかどうかは知らぬが、キツネが通る道と石原さんが言って問題となった、
一度だけ走ったことがあるが、この道を走るためにわざわざ走りに行く「観光地のような高速道」である。こんな道を造ったりするので、どんな考えで道を造るのかと言われるのである。
道は本来、その道を通ることでの利便性や経済効果を考えるべきで、土地の所有者や道を造る人たちへの奉仕のための道であったりしてはいけない。
これは道だけではない、生産者や供給者、支援団体、業界など仲間たちへ視点で日本の政治は明治以来展開されてきた。ようやく福田総理は消費者の視点と当たり前のことを言っておられるが、官僚の反対を押し切って打破することが出来るだろうか。