相撲は日本の国技と言われる。
ホントにそう思っている人がどれ位いるであろうか?

私は、年寄りだが国技と言うのは解るが国技とは思っていない。


相撲はスポーツなのだろうか。学校には相撲部があるからスポーツなのだろうが、大相撲はどうもスポーツとは言い難い。これは興行だろう。

そんな相撲界で、稽古で殺されると言う事件で揺れている。


体質が旧すぎると思う。
ここで言われている「かわいがり」に似た訓練法は、昔他のスポーツでも多く見られた。


私も野球をやっていて、所謂名門校の運動部であったが、当時の先輩特にOBたちの訓練方法は技術的指導よりは精神的な頑張りの強制みたいなものが多かった。
水は飲むな、倒れるまでのノックやランニング、今から思うと懐かしいがグ術の進歩になったとはあまり思えない。


相撲のぶつかり稽古などもいいのだとは思うが、倒れるまでが目的にすり替わっててしまっているのではと思ってしまう。
死人が出るのでは、何おか言わんやである。


こんぢの事件で、もう一度基本的に運営や根本的な問題を考え直してはと思うのである。
ーー審議会のメンバーを見ても、どう見ても一般国民の代表とは思えない。


あんな旧い人たちが、仲間内で、伝統伝統と言っている限り、体質の転換など出来ないと思う。