「中東の笛」五輪予選やり直し、ジリ貧ハンド脚光
と新聞に見出しが躍り、2ページ目に特集記事で載っている。


私の高校は野球も名門であったが、ハンドボールも強かった。
もう50年以上も前の話だが、その頃のハンドボールは土のグランドでサッカーと同じくらいのグランドでやっていた。


その後、気がついたときには今のような屋内競技に変わっていた。
あまり記憶にないのである。

ことほど左様にマイナーなスポーツで世の関心を受けることもなく現在に至っている。


ところが、今回の事件で一躍マスコミにも連日取り上げられ注目を浴びて、
今度の試合の入場券はインターネットで何万円の高値で取引されるとか、

マスコミも急遽実況放送を検討するとか、大変な俄かブームのようである。
如何にも日本らしいと思う。


関係者は、お喜びのようだが、この騒ぎを心配している人たちもいる。


10数年にも及ぶ中東よりの判決は、永年の間潤沢な石油マネーで組織を牛耳ってきたというのである。

怪しからぬ話でこれは断固戦うべきと言うのが正論であろうが、世の中には困る人たちもいるのである。


それは東京への五輪招致を目指す日本オリンピック委員会で、頭痛の種になっているという。
中東の会長さんは30票を握っている実力者とか。


正義感の強い石原都知事が果たしてどんな発言をするのか見ものである。