3月。
急に春めいた空気が流れてきて、風が柔らかくなった気がします。
それでも夜は寒いだろう、とダウンを着て出掛けたのですが、行きも帰りも暑かったです。
パンデミックだろうが戦争だろうが、暖かい春はやって来る。
残念なことに、人類の歴史上、戦争をしていない日なんて1日もないと思うのですが、だからといって諦めては地球ごと終わるかもしれない。
平和というものを、夢や理想、心の中だけでもいいから求めておかないといけないんじゃないかと思います。
まあ、当たり前の話ですね…。
我々の世代の義務教育では、トラウマになるほど平和教育を受けさせられてきました。
小学生の時、体育館に集められ、ひたすらむごたらしい映像を見せられたこともありました。
作文で、「日本も悪いことをしたのだから仕方がないのかもしれない」と書いたら、先生に書き直すように言われたこともありました。どこに発表するわけでもない、ネットもない時代の、ただの小学生の感想ですよ。
今はどうなんでしょう。
直接戦争を経験した日本人も少なくなる一方です。
これも小学生の時ですが、「おじいちゃんおばあちゃんに戦争の話を聞く」という宿題があったので電話して聞いたら、海軍にいた祖父、満州に疎開していた祖母ともに、先生が欲しそうな苦労話や悲しいエピソードが1つもなく、がっかりした覚えがあります。本末転倒ですね。
何か芸人もそういう感じありますよね。
楽しくヘラヘラ生きているより、売れてない苦しさ、逆境に立ち向かう姿勢みたいな方がテレビでは求められる。コメディアンとは何なのか。
悲劇なんてなくていいです。
作品を薦められる時に、「泣けるから」とか言われることありますけど、別に泣きたいわけじゃないんですよ。
ネット上に溢れる、他者に一方的に介入して、自分の考えや行動を押し付けるような行為こそ、無益な争いに繋がっていくんじゃないかと思います。
基本的に、知り合い以外の好意的でもない人間となんか関わりたいわけがない。他所は他所ですよ。
気候の話をちょろっと書いて終わろう思ったのに、長くなってしまいました。
パンデミックだろうが戦争だろうが、無事な限り、私は私の仕事をします。