Netflixの「FYRE」というドキュメンタリー番組が面白いと聞いて見たのですが、面白かったです。
数年前、とんでもない規模の野外フェスを立ち上げたものの、全く準備が間に合わず、世紀の大失敗に終わるという話。
規模は違えど私も主催ライブや企画などをやっているので、非常に興味深い内容でした。
全く準備ができてないまま本番を迎えるという夢、よく見るんですよ。芸人あるあるだと思います。
まさにその悪夢が現実になったような話。
大して自分で動かないタイプの芸人と打ち合わせをすると、現実的なアイデアではなく、希望やノリばかり言ってくるので、全然前に進まないことがよくあります。
え、それ誰が用意するの?それでお客さんを満足させられるの?みたいな。FYREと同じ状況です。
そのまま中途半端に実行されるライブだって少なくありません。
そして反省もなく、「楽しかったね、またやろう」と。すみません、結構ですw
今日から、東京オリンピックだそうです。
元々オリンピック自体に興味はないのですが、選手をはじめ頑張ってる人がたくさんいて、たくさんの感動やドラマを生む一大イベントのはずなので、ここまでしてやるからには成功してもらいたいものです。
ですが今回は、「失敗させたい」人も多いのではないでしょうか。
「反対」だから「失敗」と言いたい。
「ほら見てみろ」「誰が責任取るんだ」などと、正しいことを言っているように見えて、実際にはストレスを発散したいだけの人たち。選手たちとは真逆の精神です。
もちろん反対する気持ちは分かりますが、状況を改善したいなどではなく、何とか関わる人を貶めたり足を引っ張ってやろう、みたいな方向に行くのは違うのではないでしょうか。
誰かを擁護してるわけではございません。みんなで石を投げつけろ、みたいな雰囲気が原始的で怖いんですよ。
ちなみに私は、飛びかかってくるものに対しては、別の嫌な物を考えて投げ返したくなるタイプですw
「○○やめろ!」みたいなことを言う人のほとんどが、「○○じゃなくて△△にしろ!」とは言いません。案ではなく、希望のみ。
もはや希望というより、破壊に近いのかもしれません。
とにかく、気に入らないものは消えてなくなれ、そして無人の荒野になったところで、まだ「誰が責任取るんだ」などと言うのでしょうか。創造はなく、破壊のみ。ビルス様もオッタマゲ!
何の話か分からなくなってきたところで、おそらく本日10:00から、「ベン山形のそっくりゼミナール」という、恐ろしいリモート配信の受付がはじまります。
私が企画していますが、はじめから失敗するのが分かっているイベントですw もちろん、責任は取りません。
何ら矛盾もございません。そんなことすら楽しめる猛者40名、お待ちしております。