特にネタバレはございません!
「鬼滅の刃」ほどの社会現象ではありませんが、「呪術廻戦」が結構なブームになっているようです。
鬼滅もそうですが、元々漫画が面白いのは当然として、アニメ化によって魅力が一段と際立ったのは間違いありません。
作画、声優さんの演技、さらにオープニングエンディングの曲やクオリティなど、色んな人たちの努力によって、一つの作品がさらにクオリティの高いものになったわけです。
「ドラゴンボール」がここまで世界中に認知されている理由だって同じだと思います。
いちおう、ジャンプで連載1話目から見ている身としては(前から知ってますアピール)、全く見てない人から「呪術廻戦ってどうなの?」って聞かれた時、「意外と難しいですよ」と答えます。
キャラごとの能力や、キャラ同士の関係性、家系などの説明が、他のバトル系の漫画に比べると複雑だと感じるのです。週1回、ジャンプの連載を見ているくらいでは覚えられません。
なので、この流行ってる状況を見て、「え?このちょっと複雑な説明とか、みんな理解してるの…?」と思ったのですが、よく考えたら、別にみんなが細かいところを理解する必要なんてないんです。
作者が「こう見てほしい」と言っているわけじゃないし(たぶん)、最低限のルールを守りさえすれば楽しみ方は人それぞれです。
特に、漫画は自分で文字を読み、ページをめくって話を進めないといけませんが、アニメだと勝手に喋って話が進むので、興味がない部分はなんとなく見てるだけでも終わるのです。
私だって「HUNTER×HUNTER」の細かいルール説明の部分はほぼ読み飛ばしてますし…
五条先生カッコイイ!だけで見たっていいじゃない。
むしろそういう人の方が、作品にお金を使う。
基本的に、知識や歴でマウント取ってくるような人は、余計なことを言って他人をイラつかせるだけで作品に貢献しません。むしろ「○○のファンは民度が低い」などと思われてしまう。
私も、相変わらずゲーム配信をすることが多いですが、相変わらずプレイ中に「何で○○しないんだ」「もっとこうしようよ」みたいなコメントがちらほら来ます。
しねえよ!オレはお前じゃねえからな!むしろお前みたいなやり方したら視聴者減るわ!!
…まあ、民度が低いってほどのことではありませんが、視聴者の数だけいろんな要望やコメントが来るのは仕方がないことです。
アニメ、ゲームに限らず、全てのエンターテイメントに言えることです。広がれば広がるほど、平和で穏やかなものではなくなります。知らないところで揉めたりするし。まあ、人間の繁栄自体がそういうものだと思います。
色々言われるのが苦痛なら、排他的に、友だちみたいな人だけに向けてやるしかありません。
そこまではしたくないので、できるだけお互い、気分を害さないように上手いこと距離を取っていけたらと思います。
だから私の、呪術廻戦を見ていない人への「意外と難しいですよ」という説明は入口を狭めるだけでよくないのかもしれません。ただ、40歳にもなって「カッコいいですよ!」って答えるのはさすがになあ。
けっきょく、呪術の話をほとんどしていない…
七海が好きです!あと、アニメだと釘崎が可愛いです!