めずらしく、夜に寝て朝目が覚めた。
予定もないのに朝から起きている、これは本当にめずらしいことなんです。

昼、前からトンカツが食べたかったので近所のトンカツ屋に行くも、満員だったのでやめる。
トンカツ屋って、外から店内の様子が見えないところが多いよね!

少し足を延ばして別のトンカツ屋へ。こちらは空いていたので店内へ。ちなみにこのお店も外から店内の様子は見えません。

ちょうど座ったカウンター席がテレビの置いてある棚の下に位置していて、4人ほどいる店内のお客は全て放送中の「なんでも鑑定団」を見るためにこちらを向いていて、気まずい。
しかも常連らしく、店長と番組の話で盛り上がっている。番組は総集編らしく、ハイペースで背後から「10万、100万…」とか聞こえてくるし気になる。
が、この位置からテレビを見るためには、180度回転して斜め上を向かないといけないし、何より会話に参加したい人だと思われそうなので、耐える。

上ロース定食が出てくるまで約20分、何より体感時間が長い。
トンカツは期待通り美味かったのに、キャベツにかけるソースの量を間違えてしまい、辛い。
やむを得ず、カツにかけるソースの量を減らしてバランスを取り、それをこちらを向いている他のお客に見られないよう気をつけながら食べ終わり、お茶を飲んで一服、最後に小皿で添えられていた餅らしきものを食べると、コンニャクでした。

痛恨のミス!
最初に「これは何だろう」と気になって、こっそり箸でつついたら弾力があったので、確実に餅だと思っていたんです。
味の濃いトンカツ定食の最後がコンニャク、思った以上に締まりません。

弁当でもよくやるんです。
甘い玉子焼きだと思って最後に食べたら、だし巻きだったってこと。
コンニャクやだし巻きのような、本体にあまり味がない物を最後に食べると、無力感を味わうことになります。
餅やグミを買って帰ろうと思うほど腹の余裕はありません。

この1時間、本当に色々ありましたが(ねえよ)、なんだかんだ目的は達成しているので満足しています。そんな人生でありたい。