「ザ・問答3 ~総合お笑い実験企画~」というライブでした。
簡単に説明すると、1対1、もしくは複数で、即興の質問と答えを繰り返して対戦するイベントです。
先攻は「そもさん!」後攻は「せっぱ!」と言った後、先攻は後攻に質問、これは大喜利でも無茶振りでも普通の質問でもよく、とにかく相手に何かを聞く。そして聞かれた方はその質問に間髪入れずに答えないといけない。ボケてもボケなくても、嘘でも事実でもいいからすぐに答える。そして今度は後攻が質問するターン。
これを3分間2ラウンド繰り返し、答えのよさで入るポイントの合計が多い方が勝利。
今回のメインマッチは、ベジータvs野沢雅子!
共演は多いですが、こういった形で対戦することは滅多にありません。協力して達人と戦ったりすることの方が多いんですw
そして…
2ラウンド終盤、「先月のギャラは?」と聞かれて、「何ぃ!?(そのまま額を言っても構わんが、ウケるはずがない…そうだ、誰かの戦闘力に例えて言うのはどうだ?ただ丁度いい戦闘力の奴がいないから誰と誰を足せばいいか…」などと考えて数秒の間が空いたところでマイナスポイントを喰らい、TKOとなりましたw
ベジータ的には悔しいでしょうが、何より盛り上がってよかったです。
DB芸人ライブや、ロケ番組などではお馴染みのセットですが、こういう形でライブに呼ばれるのは意外と珍しいんです。
実は今回、自分から主催のバッファロー吾郎A先生に、この組み合わせで対戦させてほしいとお願いしました。
キャラ同士がこのルールで対戦したらどうなるか、どうせやるならベジータvs悟空がいいんじゃないか、という事で、早々に実現させてもらいました。
質問と答えを繰り返すだけ、と書きましたが、どちらもその場で考えて言わなければならず、これを間を空けずに続けるのがなかなか難しいんです。もちろん、質問の方はある程度事前に考えてくることもできますが、大喜利だけやってても勝てないと思います。
そして私は、こういった企画が大好きです。
何時間も考えて準備したのにウケるかスベるか分からない数分間のネタより、その場で思い付いたことでウケたりスベったりした方が効率がいいし、ダメージが少ないw 大してお客さんの記憶に残らないのもいい。「細かい事はあんまり覚えてないけど、とにかく面白かったなー」で十分であります。
ぶっちゃけお笑いライブのコーナーなんて、普通にジェスチャーゲームやってるだけでも盛り上がります。だってジェスチャーゲーム楽しいんだもの。
でもどうせならハプニングやゲーム自体の面白さだけじゃなく、お笑いや人間力で何とかするようなことをやりたいんです。かといって「ほら、面白くしてみろよ」みたいな無責任な企画も嫌だし、大宮のDB芸人ライブのコーナーも毎回どうしようか悩みながら作っております。