どうしても大阪に住んでた頃に食べていた飯が食べたくなり、仕事もないのに行ってきました。

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まずは行きの新幹線内で昼飯、テレビで野生爆弾くっきーさんが美味いと言っていた品川貝づくし弁当、確かにこりゃ美味い!
仕事で乗る時は朝早いことが多いので肉々しい弁当はきつかったりするのですが、これならガツガツいけます。

そして大阪着、10数年ぶりに阪急電車に乗り、母校の関西大学へ。
母校と言っても卒業はおろか、1年に必要な単位すら取らずに休学してやめてしまったので、大学側からしたら恥ずべき存在であります。学費は3年分払いましたよ、親が。

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駅前に綺麗な入口が。こんな入り口当時はなかった…

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こちらがお馴染の正門。
駅からこの正門までの登り坂は、まさに学生街といった感じでたくさんの店があるのですが、流石に当時とだいぶ変わってました。

こんなことを書いて一体何人に伝わるのか分かりませんが、マックもなか卯も吉野家も牛角もなく、小さなゲームセンターもレンタルCD店もよくミーティングしていた喫茶店もなくなっていました。
その代わりになぜかラーメン激戦区みたいになってました。10軒以上はあったんじゃないでしょうか。
フタバボウル、王将、松屋、GB、ゲリラ、CAPEは健在でした。

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学内にスタバが。もちろん当時はありません。正面の茶色の建物も全く知りません。
他にも新しい体育館やら空中テニスコートやら、懐かしさより「何だここは…」でした。

学内を抜けて「関裏」と呼ばれる、4年ほど住んでいた住宅街へ。さすがに自分が住んでいたアパートは健在でした。
塀が低すぎてオートロックの意味ないだろ、という建物だったのですが、塀の上に柵が出来ていました。気付くのが遅いと思いました。

そのまま歩いて江坂へ。仕事をしながら芸人をはじめた、大阪最後の2年間を過ごした街です。
吹田市の中ではかなり栄えている方で、駅前はあまり当時と変わっていなかったのですが、そこから歩いて10分ほど、自分が住んでいた建物は影も形もありませんでした。正確にどの辺りだったかも分からないくらい変わっていました。

そして夜、関大前から1駅弱、千里山にある中華料理「長城」へ。
ここの五目チャーハンが無性に食べたかったのです。

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15年以上前と変わらぬ店内。よく頼んでいた、羊肉とネギ炒めも注文。
「あーこれだ!」という感じ。あっさりめのチャーハンに濃い味付けの羊肉がベストマッチ!
歩き疲れと空腹も加わって、貪るように食べました。まさか東京から食べに来た客がいたとは思うまい。


翌日。
今度は大学をやめてフリーターになったり会社員になったりと曖昧な2年間を過ごした街、岸辺へ。

もう信じられないくらい変わっていました。
正直栄えてるとは言えない街だったのですが、駅も綺麗になって駅前もスーパーやら店ができていて、何より本当に何もなかった北側には、関西でも1番大きいんじゃないかってくらい大きな循環器センター的なものが出来つつありました。
駅から北側に行くための、ファイナルファイトの敵とか出てきそうな長くて薄暗い地下道も、コインや1UPキノコばかり出てきそうな綺麗な空中歩道になっていました。

そして昼、岸辺から1駅強、千里丘にあるラーメン「熊きち」へ。
さすがに岸辺から歩くには遠かった。

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この店の「みそ味ちゃんぽん」も、どうしても食べたかったんです。
これがまた美味いんですよ。ちゃんぽんとラーメンの間みたいな感じ。
麺は当時より柔らかくなった気がしましたが、スープもチャーシューも、炒めた野菜が少し入ってるのもいい。チャーハンは普通!

そして夕方の新幹線で東京へ。

歩き疲れましたが、思い出補正も加わって大満足な2日間でした。
帰ってから1日中履き続けた靴下を嗅いでみたのですが、無臭どころかうっすら柔軟剤の匂いがして少しだけ自分を好きになれました。