8月です。個人的にひと段落。

まずは7月28日、大宮ラクーンよしもと劇場での1日5公演、「DB芸人サマーLIVE2018」が終わりました。
DB芸人多数出演の、内容も全く違う5公演。さすがに疲れましたが、「DBナイト」ほど企画を考えるキツさはなかったので、また冬くらいにやってもいいかなーという感じです。
1公演1時間ってのも、こちらとしてはやりやすかったです。

個人的に特に好きだったのは、2公演目の「空想DB科学&数学トークライブ」、ゲストに「空想科学読本」などの著者である柳田理科雄先生を迎え、DBに関する様々な疑問を科学・数学的に考察してみよう、という内容でした。
高校生の時、ニヤニヤワクワクしながら読んでいた本の作者とお話させてもらえる時点ですでに嬉しいですし、やっぱり説得力のある人が大真面目にバカバカしい考察をしてるのは楽しい。まさに「こんな授業なら毎日聞きたい」でした。

もう1つ、3公演目後半、「ベジータ様の大喜利地獄」、簡単に言うと「不真面目な大喜利」。
問題ごとに1番ダメだった人に負荷をかけていき、最後は答えの質なんてどうでもいいような空気に。
これが意外と楽しかった。こういうゲームコーナーっぽい大喜利をやるのが久しぶりで、DB芸人でやるならこういう方がいいなと思いました。

最後の「セルゲームナイト」も、よくも悪くもいつも通りのセル劇場でよかった。これでもちゃんと褒めてますよ。
他の出演者では、やっぱりドドリアとザーボンの前のめりな感じは好きです。冷静に見てるとやってることの半分以上はスベってるんですがw

そして翌日の29日は栃木県鹿沼市の七夕祭りに呼んでいただきました。
「まろに☆え~るTV」のおかげで何度も栃木に呼んでいただけるようになり、ありがたい限りです。
攻めた企画を通してくれたとちテレさん、彼らなしでは成立しなかったであろうアイデンティティにも感謝です。
月一の更新ではありますが、YouTubeの方で復活しておりますので、よかったらご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCYB3IxCdfpA6xUkve-1Cgxw
こちらの再生数次第では、もっと激しく復活できるかもしれません。


そして30日は、「UFM4 独り言バトルin神保町花月」でした。
前回の様子は
こちら
何週間も前から、ずっとこのライブのことが頭の中にあり、プレッシャーでした。
いろいろとガチンコ勝負のライブには出させてもらいましたが、このライブが今までで1番きついかもしれません。
主催のバッファロー吾郎A先生いわく、「お笑いで総合格闘技みたいなのがしたかった」。
今回は第1回の優勝者でもあるオジンオズボーン篠宮さんとシングルマッチで戦いました。
5分3ラウンド、ただひたすら「面白いと思うこと」を言い合うだけ。
後半何も出なくなって頭が真っ白になりつつも、何と僅差で勝利!真っ向勝負で勝てると本当嬉しいです。
とは言え、すぐにその場で被せて来る瞬発力、引き出しの多さでは完全に負けてました。ハブサービスさんもそうですが、やっぱりギャガーはすごい。
出演者全員が正面からぶつかっていて、素晴らしいライブでした。
「今度こそ次あったらどうしよう…」と怯えつつも、出させてもらえるなら全力で応えるだけです。


今だから書きますが、1ヶ月くらい前に、今までになくお笑いへのモチベーションがガッツリと下がってしまい、何なら秋か冬くらいにやめてしまおうかとまで考えていました。
これだというはっきりとした理由がないのがまたタチが悪く、けっこうマズイ状態でした。

「本当に一生懸命やってる芸人なんてどれくらいいるのか?」というような甘ったれた状況の中、前のめりで戦う芸人の姿は同じステージ上でもキラキラと輝いて見え、やはりお笑いのモヤモヤはお笑いでしか救われないんだな、と思いました。

1日2日もすればまたすぐに次のことを考えなくてはいけません。本当に一生懸命やってる人は1日2日も休まないのでしょう。