ライブなんですよ。やっぱり。お笑いライブ。

もっとライブに出て、もっとネタを作って、もっといろんな芸人たちの中で揉まれないといけない。

自己満足、甘えて委ねる関係じゃなくて、刺激しあう関係性の中で。

いまだに、ニコ動で生活してると思われている。そんなことはありません。

事務所ライブには出ず、ネットを中心に独自の活動をして、そこで独自のファンを獲得して・・・
聞こえはいいかもしれませんが、僕がお笑いメンタル保てているのはライブがあるからだし、ネットタレントみたいなもんになりたいと思ったことはありません。

何か一部の後輩たちに悪い影響を与えてるんじゃないかと思うところがあって申し訳ないんですが、はっきり言って、自分たちだけでダラダラ配信やったところで、お笑い的には何の勉強にもなりませんよ。

先輩でも他業種でも、「すごいな」と思える人と絡んで視野を広げないといけない。
ユーモア軍団、おしゃ2など、ありがたい環境です。

で、ライブなんです。お笑いライブ。

動画の再生数よりもTwitterのフォロワー数よりも「○○見ました!」の声よりも、目の前で聞く笑い声。
芸人は皆、この感覚が味わいたくてやってるんだと思ってましたが、最近はそうでもなさそうですね・・・

ライブというのは限定された人数の前でやるものではありますが、あくまでそれは不特定多数に向けた中からの限定にしないといけなくて、ただのオフ会やファンとの交流の場にしてしまってはいけないと思うんです。いや、それが何千人何万人規模であればいいんですが。

出待ちの対応を必要最低限にしているのは、そっちを思い出にしてほしくないからです。
関係性が深く狭くなるほど、何をやってもよくなってしまう。僕はチヤホヤされたいわけではなく、舞台上で笑い声を聞きたくてやっているだけなので、売れてないうちから手拍子や声援、歓声が飛び交っていていると違和感を覚えてしまう。

上に書いた「独自のファン」という意味では、それまでお笑いライブというものに触れてこなかったお客さんに来てもらえるのはとてもありがたいことですし、強みでもあるのですが、「お笑い」が好きで来てくれている方が、僕のような違和感を覚えないようにしないといけないと思うところもあって、なかなか難しいところではあります。

「はじまざ」や「DB芸人」というものがユニット化してしまっている以上、とにかく僕がしっかり舵を取ってやっていかないといけないですね。
決して他の人にやらせてはいけないw

僕の悪いところでもあるんでしょうか。企画やら構成やら台本やら、作家みたいな仕事が意外と多いんですが、仕事と言っても、そこの部分でちゃんとお金もらったことはないし、結果的に自分でやった方がストレス少ないから、勝手に抱え込んでるだけなんです。

一から自分で作ったり、構成的な部分に関わるのもいいですが、もっと何も考えず、純粋なプレイヤーになれる場所が増えればいいなと願う今日この頃なのです。